全国のセブン&アイグループ限定商品として発売されている『三河屋製菓 監修 えび満月味焼きうどん』。本商品を手がけるエースコックは以前『スーパーカップ大盛り よっちゃん食品工業監修 よっちゃん風いか焼そば』というインパクト抜群のカップ焼きそばを世に送り出したが、今度は落ち着いて気品を感じるパッケージでえび満月とコラボ! そのお味やいかに……?
お菓子メーカーとカップ麺メーカーのコラボ
「えび満月」といえば、三河屋製菓の代表的なえび煎餅。えび本来の旨味を引き出す製法にこだわられており、じゃがいもでんぷんなどを練った生地にえびとあおさを混ぜて、名前の通り丸型に成形されている。その三河屋製菓とエースコックが共同開発した『三河屋製菓 監修 えび満月味焼きうどん』(112gうち麺100g・希望小売価格 税抜188円・2017年4月17日発売)は、えび満月を使用しているのではなく、イメージした味わいのカップ麺だという。
少し紛らわしいが、えびの旨味にこだわる三河屋製菓が監修を務めているということは、えび好きも満足できる香ばしい風味に期待が持てそうだ。
フタを開けてみると、中にはふりかけと調味たれが入っていた。カップ焼きそばなどでおなじみの「かやく」は入っていない。えびはふりかけの袋に入っているようだ。
お湯を注いで5分待ち、湯切りをしたあと調味たれから投入する。たれをまぶしても麺自体の色は特に変わらないので、焼うどんというよりは香川県のぶっかけうどんに近い印象。
やはり肝はこのふりかけだろうか。たれを十分に麺に絡ませた後に投入していく。
えびとあおさが見事に麺の上にふりかかった。するとその場に立ち上ってくるは、えびならではの香ばしい香り! これはかなり食欲をそそられる。
えびの旨味・風味は思っていた以上に堪能できる!
実際に食べてみると、調味たれがえびの風味を活かしており、どんどんすすっていける美味しさだった。最後のひと口まで、えびと麺を絡めて食べることができるふりかけの絶妙な分量も素晴らしい。和風のアクセントをつけてくれるあおさもいい仕事をしている。しかし、醤油やソース味をイメージしてしまう焼うどんかと言われると、見た目的にも少し疑問が残る。やはりえび風味のぶっかけうどんといった印象である。
とはいえ、えびの旨味をうどんとともに味わえるので、先入観抜きにして魚介類好きにも麺好きにもぜひ食べてみてほしい商品だ。『三河屋製菓 監修 えび満月味焼きうどん』はセブン&アイグループ限定商品なので、お近くのセブンイレブンなどで購入できる。