北海道での生産量減でポテトチップス休売の知らせが続々飛び込んでくる中、もう一つの人気スナック・ポップコーンが脚光を浴びるはずな気がする。今回紹介するのは『クレイジーガーリック味 ポップコーン』。あの”クレイジーソルト”の血統を汲む味わいの一品だ。
どんな料理でも一瞬で一流シェフの味わいにすると言われるアメリカ発ミックス調味料とポップコーンの出会い
クレイジーソルトというと、ササッとふりかけるだけで一流シェフの味わいになるというキャッチフレーズの、岩塩と6種類(ペッパー、オニオン、ガーリック、タイム、セロリー、オレガノ)のハーブをブレンドした無添加のミックススパイスのこと。
そのルックスとともにアメリカンな料理に振りかけることによって美味しさが際立つので、クレソルファンは日本にも結構多い。実際に記者もよく自分で作ったポップコーンにかけて食べていたこともある。そんな中、昨年期間限定発売された「クレイジーソルト味 ポップコーン」に続く新作がこのジャパン フリトレーの『クレイジーガーリック味 ポップコーン』(45g・実勢価格 税込113円・2017年4月3日発売)。
期待を込めて食べてみると、もう封をパーティー開けした時点でニンニク臭。それも生ニンニクではなく、パスタのペペロンチーノ的な加熱したオイリーなニンニクの風味。好きな人は好きに違いない。記者も大好きだ。
もともとハーブのきいているクレイジーソルトの味に、フライパンで炒めたオニオン&ガーリックと考えていただきたい。それがコーンの軽やかな味わいと合わさると、もう止まらなくなる。これはパンチが効いた味わいでクセになる。
なのでポテトチップスが手に入らないから、なんていう軽い気持ちで手にとって欲しくない。ポップコーンにはポップコーンの美味しさがあるので、とうもろこし(爆裂種)に敬意を払いつつ、味わってもらいたいと思った。