あの「雪印コーヒー」が、パンに塗れるスプレッドタイプになって新登場!発売55年目を迎えた「雪印コーヒー」は、大人も子どももみ~んな大好き。果たしてパンスプレッドに進化したその味とは!? SNSなどでもすでに話題を呼んでいる『雪印コーヒーソフト』、発売日にさっそく食べてみた!
パッケージはそのまんま!気になる味の再現度は…?
『雪印コーヒーソフト』(140g・参考小売価格 税別230円・2017年3月1日発売)は、雪印コーヒー風味のパンスプレッド。商品名をみると、同じく雪印メグミルクの看板商品であるマーガリン『ネオソフト』とのコラボともいえるだろう。
『雪印コーヒーソフト』のパッケージは、まさに見慣れた「雪印コーヒー」そのもの。食パンに塗られたイメージが大きくデザインされている。一般家庭によくある「ネオソフト」は300g入り。この『雪印コーヒーソフト』は140g入りなので、見た目はかなりコンパクトだ。
『雪印コーヒーソフト』は10gあたり65kcal。「ネオソフト」は63kcalなので、ほとんど変わらない。ちなみに製造者は甲南油脂株式会社となっており、雪印メグミルク株式会社は製造ではなく販売を行っている。
箱を開けるとやっぱり小さく、高さは4cm、底の長さは10cmくらい。
フタを開けるのが意外に難しいと手こずっていたが、しばらくして開け方がフタに書かれていることに気付く。説明通りフタの横を指で挟んでみると、パコッとすぐに外れた。トホホ。
アルミの内ブタを剥がすと、ついに『雪印コーヒーソフト』が目の前に!色は、パッケージのイメージより薄めで、ピーナッツバターにちょこっと茶色をプラスしたような色味。匂いは、あの「雪印コーヒー」と同じである。
甘味より塩味!?マーガリン要素強めのコーヒー風味スプレッド
バターナイフですくってみると、マーガリンと同じような固さ。まずはそのまま食べてみると……んん!?しょっぱいぞ!!「雪印コーヒー」の甘さを想像して口にしただけに、その塩味の強さに驚いてしまった。
原材料を見ると、バッチリ「食塩」の表記。たしかに「ネオソフト」は塩味がそれなりに強く、コクがある。パンスプレッドにする場合は、ただ甘いだけでなく、塩味を加えることで味が引き締まるのだろう。
続いて食パンに塗ってみる。パンをかじると、マーガリンを塗ったパンを食べながら「雪印コーヒー」を飲んでいるような不思議な感じ。もちろん塩味は強いのだが、パンに塗ることでいつものバターやマーガリンで感じている塩味と同じ感覚となり、まったく違和感がなくなった。
今度は焼きたてのパンに塗ってみる。温かいパンに触れた部分が徐々に溶けていき、パンに染みこんでいく。すべてが染みこむのではなく、マーガリンを塗った際に、形が残る部分とパンに染みこむ部分があるのと同様だ。パンを口元に近づけると、先ほどの冷たい状態よりもさらに「雪印コーヒー」の香りが強く感じられる。パンにスプレットが馴染んでいることもあり、味も先ほどより一体感が増したようだ。
ただ甘いだけでなく塩味があることで、お菓子ではなく食事っぽく仕上がっている。甘過ぎないので、子どもはもちろん大人でもおいしく食べられる。
再現度でいうと、塩味のせいもあり「そのまんま雪印コーヒー」ということはなく、コーヒー風味のマーガリンといったところ。これのおかげでパンとの相性は抜群なのだが、あの甘さを求めている人からすると、ちょっぴり物足りないかもしれない。
バターやジャムとはひと味違う『雪印コーヒーソフト』はスーパーなどで本日発売!パン以外にもいろいろな調理パターンも楽しめるというから、「雪印コーヒー」ファンならずとも気になる方はお試しあれ!!