ドナルド・トランプ大統領の当選が決まってから、アメリカ男性の女性に対する意識が、大きく変わってきたのではないかと言われている。その現れの一つに“セクシー居酒屋”の流行があると言うのだ。
これらは日本にも上陸して人気となっているフーターズなど、ミニスカで胸元もあわらな女性店員のいる店のこと。アメリカでは「ブレストレストラン」(訳するなら「ボイン食堂」!)と称されているものだ。
フーターズがトップで全米365店舗を展開する巨大チェーンとなっており、他にも複数の有名店がある。08年頃がブームの最盛期だったと言われており、「女性の尊厳を侵害しているのではないか」といった批判の声もあったが、着実な人気業態へと真価していった。
そんな露出のはげしい女性店員が給仕してくれるという業態が、現在第2次ブームとなっているというのだ。いままでにない程の客が押しかけてきており、「08年の大ブームを思い出す」という声も。
実際の因果関係は不明なのだが多くの店では、トランプ大統領のおかげだとしている。トランプが掲げた「強いアメリカ」という意識が、アメリカ男性の意識に影響を与えたのではないか、業界内ではそう考えている人が多いというのだ。
日本のニュースではデモなどのニュースの流れがちなトランプ政権、だがアメリカ国内ではそんなピンクなブームも起きているようだ。
画像・フーターズYouTube公式動画
文/高野景子