両国国技館の名物といえば、相撲合間に食べるやきとり。同地での「相撲観戦の楽しさの3分の1はやきとり」と言われるほどで、江戸前の技で焼きあげられた味は、多くの相撲ファンを楽しませてきた。実はこのやきとり、国技館でも相撲を見なくても買えるのだ。東京、上野、新宿、大宮、八王子の駅弁屋で販売している。
■味付けよりも肉そのもので食べさせる
購入して食べてみると、たしかにこれは絶品! 値段は620円とちょっと高いが、中にはももが3本、つくねが2本入っての合計5本。ほのかに甘いタレの風味もあるが、基本的にはシンプルな塩味という感じ。とはいえ味付けではなく、あくまで肉そのもの美味しさがたっている。
■冷たい方がむしろ美味い!
ご飯にも、ビールや日本酒、焼酎などのお酒にもバッチリ合う。しかも、電子レンジなどで温めなおさなくても、しっかりと美味しいのだ。実際に国技館で食べる際は、もちろんこの冷めた状態。逆に言えば、冷めた状態でもっとも美味しい味付けになっているのだ。もちろんこれを購入して、旅行のお供にしてもいいだろう。
お相撲さんの柄のパッケージも可愛いし、一緒についてくる「相撲みやげ」と書かれたおてふきの入った小袋も可愛い!
■家で食べると気分は国技館
相撲ファンは、月刊誌「NHK大相撲ジャーナル」を読みつつ相撲中継を観て、ビールとこのやきとりを食べると「家が両国国技館になりますね」と断言するほど。筆者も国技館で相撲を観たことなど無いが、家で缶チューハイのんで焼き鳥を食べていたら、すっかりそんな気分。ついつい動画サイトで相撲を見まくってしまった次第!
参照/国技館公式HP
文/高野景子