皆さん、こんにちは!運転中にカーナビやエアコン、オーディオの操作をするとき、最近の車によくある大きな「タッチスクリーン」を使っていますか?スマホのように直感的に操作できて便利、と感じている方も多いかもしれませんね。
しかし、実はその便利なタッチスクリーンが、あなたの運転スキルをひそかに低下させているかもしれない――そんな衝撃的な研究結果が発表され、今、注目を集めています。
スマホと一緒?タッチスクリーン操作は運転の「敵」だった!
最新の研究によると、車の運転中にタッチスクリーンを操作することは、従来の物理的なボタンやダイヤルを操作するよりも、ドライバーの集中力を大きく奪い、運転能力を低下させるリスクがあることが判明したそうです。
この研究では、参加者に様々な車の操作(例えば、カーナビの目的地設定、音楽の変更、エアコンの温度調整など)を、物理ボタンとタッチスクリーンの両方を使って行ってもらい、その際のドライバーの視線の動き、反応時間、そして走行状況への影響を詳細に分析しました。
その結果、タッチスクリーンを使った操作では、物理ボタンに比べて以下のような問題が明らかになりました。
- 視線が道路から離れる時間が長い: 画面のどこを触るかを確認するため、どうしても視線が道路から離れがちになります。わずかな時間でも、時速60kmで走っていれば1秒で約17メートルも進んでしまうことを考えると、これは非常に危険です。
- 操作に時間がかかる: 物理ボタンであれば、手探りで操作できることもありますが、タッチスクリーンは画面を目で見て確認しながら操作する必要があります。これが操作時間の延長につながります。
- 反応速度の低下: 突発的な状況(前の車が急ブレーキを踏んだ、歩行者が飛び出してきたなど)に対するドライバーの反応が遅れる傾向が見られました。
- 運転のふらつき: 画面に集中するあまり、車線の中央を維持する能力が低下したり、速度が不安定になったりするケースも報告されています。
まるで、運転中にスマートフォンを操作しているような状態に近くなってしまうというわけです。日本でも「ながら運転」が厳罰化されていますが、車のタッチスクリーン操作も同じような注意散漫を引き起こす可能性があるのですね。
なぜタッチスクリーンは危険?人間の脳と体の仕組み
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?その背景には、人間の脳と体の仕組みが関係しています。
物理ボタンの場合、ドライバーは視線を道路からあまり離さずに、指先の感覚(触覚)を使ってボタンの位置を確認し、操作することができます。これは、長年の運転経験によって「手が覚えている」状態に近いと言えるでしょう。エアコンの温度を上げるとき、わざわざ画面を見なくても指先でダイヤルを回せる、といった経験はありませんか?
しかし、タッチスクリーンは触覚情報が乏しく、常に視覚情報に頼る必要があります。目的のアイコンを探し、正確に指で触れるためには、意識的に画面に視線を固定しなければなりません。これが「目と手の協調」と「運転」という二つの複雑なタスクを同時に処理しようとすることになり、結果的に脳への負担が増大し、運転パフォーマンスが低下してしまうと考えられています。
安全運転のためにできること
では、この研究結果を受けて、私たちはどうすれば良いのでしょうか?
- 停車中の操作を徹底する: 可能であれば、カーナビの設定やオーディオのプレイリスト変更など、集中力を要する操作は車を安全な場所に停車させてから行いましょう。
- 音声操作を活用する: 最近の車には、音声コマンドで様々な機能を操作できるものが多いです。「〇〇に案内して」「〇〇の曲を再生して」など、声を出すだけで操作できる場合は積極的に利用しましょう。
- 物理ボタンを優先する: エアコンの温度調整など、物理ボタンが残っている機能については、可能な限りそちらを使うように心がけましょう。
- 事前準備を忘れずに: 長距離運転の前には、カーナビの目的地設定や音楽の準備などを済ませておくことが大切です。
もちろん、タッチスクリーンが搭載されていること自体が悪いわけではありません。しかし、その利便性の裏に潜むリスクを理解し、賢く、そして安全に利用することが、私たちドライバーには求められます。
この研究結果を教訓に、未来の車では、ドライバーが安全に集中して運転できるような、もっと工夫されたインターフェースが開発されることを期待したいですね。
Source: New study finds car touchscreens may worsen driving skills – KXLY.com


