米国の共和党大統領候補である、ドナルド・トランプ氏は、ペンシルベニア州ラトローブでの集会で、故ゴルファーのアーノルド・パーマー氏について「珍」妙なコメントを行い、多くの批判を受けています。
先週19日土曜日のペンシルベニア集会では、ライバルであるカマラ・ハリス氏を「最低の副大統領」と批判し、さらに「ザ・キング」として知られる伝説的なゴルファー、故アーノルド・パーマー氏のプライベートな話題に言及しました。
トランプ氏は、ペンシルベニア州出身のパーマー氏について、スポーツマンとしての彼を称賛する中で、彼が他のプロゴルファーとシャワーを浴びる際の話を持ち出しました。トランプ氏は「彼は男の中の男だったよ。強くてタフな男だった。パーマーと、仲間のプロゴルファーたちが一緒にシャワーを浴びたんだが、仲間たちがシャワー室から出てくると『なんてことだ信じられない』と言っていたんだよ」とコメント。
この発言に会場は大盛りあがり。しかし、この発言を受けてSNSでは“パーマーのそれは、ゴルフクラブというよというより大リーグのバットだったんだね!”という皮肉まじりのコメントで炎上。そして、この発言によりトランプ氏の健康状態についての疑念が再燃しています。彼が健康診断結果を公表していないことも相まって、その精神状態に問題があるのではないかと、疑問視する声が上がっています。
一方、2018年にパーマー氏の娘であるペグ氏が「ザ・スポーティング・ニュース」で語った内容によれば「父はトランプ氏の礼儀の欠如と、彼の人間性に対する失望を感じていた」と述べています。今回の件は、まさにその通りだったともも言えるのかもしれません。