韓国の激辛インスタントラーメン「プルダック」が、今年6月にデンマークで販売禁止&リコールになりました!理由は、なんと「辛すぎて危険」だからなんです。
激辛チャレンジで中毒の危険性!?
このラーメン、韓国のSAMYANG(三養食品)が製造しているのですが、とにかく辛いことで有名です。その辛さは、唐辛子エキスであるカプサイシンの含有量が非常に高いことに由来します。
デンマークの若者の間では、TikTokやInstagramでこの激辛ラーメンを食べるチャレンジが流行していました。しかし、デンマークの食品当局は「ブルダック 3x スパイシー ホットチキン」のカプサイシンの過剰摂取による健康被害、特に子供や虚弱な大人へのリスクを懸念。具体的な症状として、灼熱感や不快感、吐き気、嘔吐、高血圧などを挙げています。そのため、当局は消費者にそれらを廃棄するか、小売店に返品するよう求めています。
「困惑した顧客」の指摘がきっかけ
今回の措置の発端は、「困惑した顧客」からの指摘だったそうです。この激辛ラーメンが、なぜ合法的に販売されているのか疑問に思ったみたいですね。一体どんな風に困惑したのか、気になるところです。
メーカーは「品質には問題ない」と主張
一方、メーカーの三養食品は、今回のリコールについて、「麺の品質には問題ない」と主張しています。ただ、このような理由でリコールされるのは初めてのことだそうで、困惑している様子も伺えます。
アメリカではどうなる?
ところで、このプルダック、アメリカでも大人気なんです。先月には、あのグラミー賞受賞ラッパーのカーディ・Bも大絶賛していました。今回のデンマークでの騒動を受けて、アメリカ食品医薬品局はどう対応するのでしょうか? 今のところ、コメントは得られていません。
世界で人気のプルダック、今後の展開は?
プルダックは、2012年の発売以来、世界中で人気を集めている商品です。今回のデンマークでの販売禁止&リコールが、他の国での販売に影響を与えるのか、今後の展開が注目されます。
もしかしたら、今後「デンマーク仕様」の辛さ控えめバージョンが登場するかもしれませんね。