日本美容フリーランス協会、春に美容フリーランスアカデミーを開校 必要な知識・情報提供

働き方の多様化とともに、フリーランスとして働く人の数は増加していると言われているが、“自由”なはずのフリーランスも多くの知識や情報が必要とされている。

そんな社会状況を受け、一般社団法人日本美容フリーランス協会は美容業界で働くフリーランスを対象に必要な知識・情報を提供し、安心して活動できる状態に育成する学校「美容フリーランスアカデミー」をこの春より開校する。同協会が2月13日に開催したメディア向け説明会に参加した。

美容業界のフリーランス増加に対応、アカデミーが専門知識を提供

同協会によれば美容業界で働くフリーランスの数が増えている中で、必要な知識や情報を持たずに開業するケースも増えているという。

その一方で、商品の仕入れ方法や会計等の専門的な知識は、学校では学べる機会が少なく、多くのフリーランスは独学で勉強する以外に方法がなかった。フリーランスになってから学べる機会、学び直せるリスキリングの環境が求められている。

そこで美容フリーランスアカデミーはこれらの課題を解決、「仕入れ・集客・会計」といった必要な知識/情報を提供し、フリーランスとして安心して働ける人材の育成を目指していくという。

オンラインとリアルの融合、孤独感解消を目指すアカデミーの特長

オンラインだけで済ませてしまえば良さそうなものだが、リアルな“場”を提供することにも理由がある。フリーランス同士の横のつながりを生み出し、お客様や知識/情報のシェアが可能となり、さらにはフリーランスが抱える「孤独感」の解消も可能になる。

また、アカデミーには3つの大きな特徴があり、それぞれの分野に特化した講師が指導、実践的な知識を身に着けていくとのこと。

①“集客/ブランディング・仕入れ・会計”をメインとした実際に働く上で必要となる知識。

②対面授業による“リアルに学べる環境”の提供。“リアルな場”を持つことで、生徒同士の横のつながりができ、将来的にお客様や情報のシェア、“孤立感/孤独感”の解消にもつながる。

③授業はアーカイブで視聴可能、卒業後に見返すことも可能。卒業後の活動に対するサポートも充実しており、美容フリーランス協会が提供するポータルサイトでのサポートやイベント/セミナーへの招待など多岐にわたる。

そしてスクールを卒業後、一般社団法人デジタルサロン協会と連携し、卒業証明書を“NFT”で発行。NFTで発行することにより、SNSやHPなどでURLリンクやQRコードで画面に表示し、信頼性を高めることもできる。

説明会の二部では税理士 天野大先生よりフリーランスにむけたセミナー「今からでも安心!美容・ウェルネス業界で働くフリーランスのための確定申告きほん」が開催された。

会計バンクの支援、特典としてスマホアプリを特別価格で提供も

またこの美容フリーランスアカデミーの後援には、会計バンク株式会社(東京都千代田区大手町、代表取締役社長:反町 秀樹、以下「会計バンク」)が参加しており、アカデミーの受講者への特典として、会計バンクが提供するスマホアプリ「スマホ会計FinFin」「スマホインボイスFinFin」を特別価格で提供している。

「スマホ会計FinFin」は、スマホだけで一番かんたんに全自動で確定申告を完結できる、を開発コンセプトにした会計アプリ。銀行APIやAI-OCRを駆使し、仕訳の自動化を極力行うとともに、確定申告初心者でも、かんたんに最後まで到達できるよう、会計バンク独自の対話型UXUIを搭載している。

同サービスには、事業主の資金調達を支援する「FinFinファクタリング」や「FinFinカード決済(請求書後払い)」機能がある他、請求書や領収書の作成・管理をスマホひとつでスマートに行える「スマホインボイスFinFin」もリリースされている。

メディア向け説明会に登壇した会計バンク株式会社常務取締役COO小林紳一氏によれば「やはり、フリーランスの方の一番の困りごとってお金のことなんです。。フリーランスが増えていく中で、その方々の課題を解決しよう、肩書ではなく、人を信じる社会を目指そう。そういう思いを込めてこれらのサービスをリリースしました」という。

今後の日本を担っていく「フリーランス」という職業の地位や安定を目指していくべきと考え、フリーランスのみなさまを応援する事業・サービスを展開していくという会計バンク、同社の支援やサービスについて要注目だ。

スマホ会計FinFin
https://www.finfin.jp/sp-kaikei/

編集部: