産地農場でのカカオ栽培から加工に至るまで、全ての工程にこだわった「明治 ザ・チョコレート」にアソートパウチが新登場! ビター系を楽しめる『明治 ザ・チョコレート ビターアソートパウチ』とミルク系を楽しめる『同 ミルクアソートパウチ』なら、それぞれの味わいの違いを食べ比べできる。さらに味のリニューアルも行われたというから気になってしょうがない。今や日本を代表するチョコレートと言えるその新たな味を確かめてみよう。
こだわり抜かれた究極のチョコレート。ナッツ系orフルーティ系の普段は食べられない味も楽しめる贅沢な内容
「明治 ザ・チョコレート」は、カカオ豆の栽培から商品になるまで一貫した管理のもと作られている明治のこだわりが詰め込まれたチョコレート。「BEAN to BAR」のコンセプトのもと、産地にまで足を延ばして栽培や管理方法の勉強会を行うなど、同社のチョコレート技術をすべて注ぎ込んだと言っても過言ではないブランドだ。
これまでに10種類のフレーバーが発売されてきたが、現在販売されているのは厳選された4種類のみ。というのも、チョコレートの評価基準には大きく2軸に分けることができ、それぞれの代表フレーバーのみが残っているのだ。
評価軸の1つ目は、ミルクorビター。ざっくりと言うなら甘いか苦いか、という分け方。もう1つはナッティorフルーティ。これは香りの評価軸で、ナッツのような香ばしさか花のような果実の香りかという分け方だ。もちろんこれ以外にも評価項目は存在するが、大まかにはこれで分類できる。
この度新発売となった明治『明治 ザ・チョコレート ビターアソートパウチ/ミルクアソートパウチ』(40g・4枚×2種類・希望小売価格 税抜210円・2019年9月24日発売)は、それぞれナッティ系とフルーティ系がアソートされた食べ比べセット。実は、2018年12月に「明治 ザ・チョコレート ビター&ミルクアソート」がセブンイレブンで限定発売されたのだが、これが大好評。アソートパウチタイプのレギュラー化が決定したのだ。また、今回の新発売に合わせて味のリニューアルが行われている。
甘いか苦いかの味のイメージはできるが、ナッティ系とフルーティ系の要素の違いはなかなかイメージできない、という人の方が多いはず。このアソートパウチならベースとなる甘さがほぼ同じなので、自分の好みをより深く掘り下げられるというわけだ。
今回の新商品に入っているのは、現行商品と同じフレーバーで、『明治 ザ・チョコレート ビターアソートパウチ』には、ビター系でナッティな香りの「コンフォートビター」とフルーティな香りの「エレガントビター」。
『明治 ザ・チョコレート ミルクアソートパウチ』は、ミルク系でナッティな香りの「ベルベットミルク」とフルーティな香りの「サニーミルク」が入っている。それぞれ4枚ずつ計8枚入りなので、友達同士でシェアするのにもぴったり。
パッケージは従来の箱タイプとは違うスタンドタイプ。2つのフレーバーが融合したユニークなデザインとなっている。チャックが付いていないので再利用ができないのが残念だが、片面が透明なフィルムで、中が見えるのもおしゃれなポイントだ。
『明治 ザ・チョコレート ビターアソートパウチ』
『明治 ザ・チョコレート ビターアソートパウチ』は、カカオ70%のビター系チョコレートで、甘いのが苦手な人におすすめの組み合わせ。今回のリニューアルでビターチョコレート群は、カカオの香りがより引き立つようにカカオ配合を調整されている。
まずは青いデザインが目印の「コンフォートビター」から。香ばしい香りが特徴のナッツ系「コンフォートビター」は、ベネズエラ産のカカオ豆を中心に使用したチョコレート。カカオ生産量が世界の数%しかない希少な品種だ。高温で深煎りすることでナッツの風味を引き出し、深みのある味わいを表現している。
開封してみると、確かにナッツ系のローストした香り。ふわりと広がるような華やかさはないが、透明感のある印象だ。
ひと口噛むと苦い味がお出迎え。しかし、それだけで終わらないのが「明治 ザ・チョコレート」のブランド力。味わえば味わうほど、ほんの少しの甘みと香ばしい香りが舌や鼻を刺激してくれる。以前にも食べたことがあるが、確かにカカオの風味が分かりやすくなった気がする。後味もすっきりとしているのでとても食べやすい仕上がりだ。
次はオレンジ色のデザインが目印の「エレガントビター」。華やかなフルーティ系の「エレガントビター」は、爽やかな香りが特徴のブラジルトメアスー産カカオと、酸味のある香りが特徴のドミニカ共和国産カカオを中心に使用したチョコレート。前者のブラジルトメアスー産カカオは、アグロフォレストリー農法と呼ばれる方法で作られており、生産量が非常に少ない。そのため、明治のチョコレート商品の1%程度しか使用されていないレアな品種だ。
そのためか、食べてみるとドミニカ共和国産カカオ由来の酸味が前面に出た味わいになっている。甘いor苦いチョコレートは食べたことがあっても、酸味のあるチョコレートは珍しいので驚く人も多いだろう。ちなみに、甘みは「コンフォートビター」以上に感じない。
リニューアルされたことでフルーティな香りがいっそう引き立てられており、風味となって強い印象を残してくれた。すぐに飲み込まずに噛み続けていると、最後の最後で爆発的に華やかな香りが広がるのも面白い。さすがはフルーティ系代表。じっくりと味わって食べてほしいフレーバーだ。
『明治 ザ・チョコレート ミルクアソートパウチ』
『明治 ザ・チョコレート ミルクアソートパウチ』は、カカオ50%程度のミルク系チョコレートで、苦いのが苦手な人におすすめの組み合わせ。今回のリニューアルではより濃厚で味わい深くなったようだ。
まずは赤いデザインが目印のカカオ51%「ベルベットミルク」から。濃密な深みと旨味が特徴の「ベルベットミルク」は、「コンフォートビター」と同じベネズエラ産カカオを中心に使ったチョコレート。コクのあるミルクを加えることで、濃密な深みを演出している。
口に入れて分かるのがそのミルク感。「コンフォートビター」を食べた後だからこそその濃厚さが伝わってくる。まるで練乳を食べているかのような深みのある味わいだ。
その反面ナッツ系の香りは少々分かりづらい。嗅いだ時も口に入れた後も、ミルクのコクが広がり支配していたように感じる。だが、ビター系に比べれば王道のチョコレートらしい味なのが「ベルベットミルク」。濃密で甘いミルクの味を楽しみたいなら間違いなくこれだ。
最後は紫のデザインが目印のカカオ54%「サニーミルク」。優しい香りが特徴のフルーティ系「サニーミルク」は、「エレガントビター」と同じブラジルトメアスー産カカオとドミニカ共和国産カカオを中心に使用したチョコレート。先ほどは酸味が目立ち気味だったが、ミルクを加えることでどのように変化したのだろうか。
香りはミルクで若干ぼけているが、紛うことなきフルーティ系。
やはりミルク系らしく、ひと口目は濃厚なミルク味。しかし、2~3口噛むととたんに表情が変わる。酸味がどんどんと染み出し、ミルクと交わって甘酸っぱい甘さに変化。まるでいちごのような印象を受ける。クセになる味は4種類の中でも1番かもしれない。
食べやすいひと口サイズのアソートタイプ。食べ比べやシェアもできるうれしいチョコレート
アソートタイプになって、シェアをしながら食べ比べできる『明治 ザ・チョコレート ビターアソートパウチ/ミルクアソートパウチ』。待望のレギュラー化となり、手軽にいろんな種類を楽しめるようになった。
従来は1枚約17gだが、アソートパウチでは1枚約5gのひと口サイズになっているためいつでもどこでも食べやすく、会社で一息つきたいとき、小腹がすいた時にもぴったりだ。自分の好みをより深く知るために、試してみてはいかが?
全国のスーパー、コンビニほかで発売中。
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