塩田和夫 in 新商品食べてみた

ヒゲタ醤油『たまごかけご飯にどうぞ！』みんな大好き「卵かけご飯」を一層美味しく食べるための専用しょう油を試してみた！

卵かけご飯を食べたことがないという人は少ないだろう。そのくらい日本人にとって「ソウルフード」とも言うべき卵かけご飯を美味しく食べるための専用しょう油『たまごかけご飯にどうぞ！』が、ヒゲタ醤油から販売されている。しかし、卵かけご飯専用というのはいったい？そこで実際に食べてみて、その実力をチェックしてみた！

伝統のしょう油づくりノウハウを生かして開発された卵かけご飯専用しょう油

炊きたての白いご飯に卵を割り落とし、かき混ぜてかき込む「卵かけご飯」。日本人の「ソウルフード」とも呼ぶべき、愛すべきご飯の食べ方のひとつだろう。

新鮮な美味しい卵を手に入れたら、やっぱり卵かけご飯にして食べたい！

最近では食への意識が高まっており、健康な鶏から産み落とされた新鮮な卵が人気。少し高価でも地鶏の卵や“平飼い卵”（鶏舎で地面に放し飼いしている鶏の卵）などを選ぶ意識の高い人も増えている。せっかくなら、新鮮で美味しい卵は生で炊きたてご飯に割り落とし、ガーッとかき混ぜて「卵かけご飯」で食べたいもの。そんな卵かけご飯の味付けはどうしているだろうか？

ヒゲタ醤油『たまごかけご飯にどうぞ！』は、卵かけご飯専用に開発されたしょう油

ヒゲタ醤油株式会社（東京都中央区）から発売されている『たまごかけご飯にどうぞ！』（200ml瓶・希望小売価格税抜265円・発売中）は、卵の黄身の色を引き立てる「うすいろ仕立て」の卵かけご飯専用しょう油。もちろん、黄身の色を引き立てるだけでなく、卵本来の美味しさを最大限に引き出すソフトな口当たりと好評の商品だ。

創業400年以上の老舗しょう油製造技術の粋を生かした味には安心感がある！

ヒゲタ醤油が、港町である千葉・銚子の地で1616年から続く伝統のしょう油づくりの技術を生かして生み出した「たまごかけご飯にどうぞ！」。これは美味しくないはずがない。ということで、さっそく卵かけご飯に使ってみて、どこが「卵かけご飯専用」なのかチェックしてみよう！

黄身の色を引き立たせて、しかも素材の風味を邪魔しないベストマッチなしょう油

しょう油をベースに、みりんやかつお節エキス、昆布エキスなどを調合してある

この「たまごかけご飯にどうぞ！」は、ヒゲタ醤油をベースに、みりん、かつお節エキス、昆布エキスなどを調合して旨味をプラスしてある。しょう油を知り尽くした同社のノウハウを生かし、卵かけご飯に最適な味付けに仕上げられているに違いない。

「うすいろ仕立て」という表記通り、普通のしょうゆに比べて色が薄い

器に注いでみると、「うすいろ仕立て」という表記の通り、普通のしょうゆに比べて薄いというか淡い色合いになっている。これが卵の黄身の色を引き立ててくれるということなのだ。ちなみに寿司屋ではしょう油のことを「むらさき」と呼ぶが、江戸時代には赤褐色のことを「紫」と呼んでいたため、その色を持つしょう油をそう呼ぶという説がある。まさに、この「たまごかけご飯にどうぞ！」は、紫と呼ぶにふさわしい色合いだ。

炊きたてご飯に新鮮な卵を割り落とした

さっそく炊きたてのご飯に、新鮮な朝採りの地鶏卵を割って落とす。黄身の濃い黄色が美味しそう。ただ、このまま「卵かけご飯」を食べるのは味気ない。さあ「たまごかけご飯にどうぞ！」をかけてどうぞ！

色こそ薄いが味付けはしっかり。かけすぎに注意！

「たまごかけご飯にどうぞ！」を適量かけ、かき混ぜて卵かけご飯食べるのだが、確かに黄身の色がしっかりと引き立って輝いて見える。色こそ薄いけど、味付けがしっかりしているので、かけすぎると塩分過多になってしまうので注意しよう！

ガーッとかき混ぜて食べるのが卵かけご飯の醍醐味だ

食べた方人それぞれ、こだわりはあるだろうが、記者はやっぱり黄身とご飯、そして「たまごかけご飯にどうぞ！」ガーッとかき混ぜて渾然一体でかき込むのが好きだ。かき混ぜても、黄身の鮮やかな黄色は雑味がなくて美しい。

卵の味わいを邪魔せず、しかも旨味が加わって美味い！

かき混ぜた卵かけご飯を一口食べてみる。まず卵のまろやかな風味とご飯のホクホク感が口の中に広がる。一瞬、何もかけていないのかと思うほど「たまごかけご飯にどうぞ！」が素材の風味を邪魔していない。そして食べすすめるうちに、出汁のようにほんのり、しかし力強く卵かけご飯に彩りを添えてくれる。そして、卵が苦手な人が気にする卵の独特なニオイを上手いこと美味しさに転換してくれるのだ。これは「専用」と謳うだけのことはある。