「スライムむしぱん」がローソンストア100からあらわれた 生きてるような食感と甘み、これはリアル・ドラクエ・グルメ!

「スライムむしぱん」「スライムベスむしぱん」「メタルスライムむしぱん」の3種(各・税込み108円)が9月25日(水)よりローソンストア100にて販売され、大きな話題となっている。9月27日(金)に発売となるNintendo Switch専用ソフト「ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて S」とコラボレーションした商品だ。

商品ビジュアルの可愛らしさは見てのとおりだが、その味わいについても大きく評価されている。スライムはなんと「スライムあじ」、スライムベスは「マンゴーあじ」、メタルスライムは「くろごまあじ」となっている。

実際に食べてみて驚いたのは「スライムあじ」。一般的に食品の色において青は「食欲減退色」であるのだが、そのハンディをはね飛ばす美味しさだ。種明かしをしてしまえば、ゲームに出てくる「スライムゼリー」をイメージしたレモン風味のゼリーが入っていて、これが爽やかつ甘く、意外なほどに美味しいのだ。

また質感自体も現実にスライムがいたらきっと、と思わせるようなプルンともふわんとも言えない独自の感触。むしぱんのちょっと喉に引っかかるようなパサパサ感も少なく、固体なのに液体のようなスルスルとしたのどごしだ。これ、むしぱんじゃなくて、本当にスライムなのでは…と思わせる新食感と美味しさなのだ!

スライムベスもマンゴーの香りが高く実に美味しい。そしてお気に入りなのはメタルスライムだ。もちろん“本物”のように固くはなく、他のスライムたち同様のプルふわな食感。そしてゴマの風味と甘みがベストマッチしており、牛乳と一緒に食べると、まるでお口が「ニフラム」だ(昇天するほどと言いたい)!

ドラクエ愛のつまった名品だ!

美味しく可愛くそして楽しく、この「スライムむしぱん」が、これほどまでに凄いのはローソンストア100の開発者・宮永理恵さんをはじめとする関係者のドラクエ愛の結晶だから。

宮永さんは大のドラクエファン。「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」がマイベスト、人間のキャラクターよりもモンスターの方が好きという筋金入りで、今回の企画ではまっさきに手を挙げて参加したというほどだ。

また材料や製造などの商品関係者もドラクエファンが多く、声をかけると「ぜひ自分が!」と宮永さんと同様のモチベーションで加わり、“ガンガンいこうぜ”な「スライムむしぱん」パーティーが組み上がったという。






今回のリリースを見ると「ドラゴンクエストの世界で冒険しているかのような気持ちを感じて頂きたいという想いで、この『スライムむしぱん』を作りました。ゲームの世界にしかいないスライムを身近に感じて頂けるよう、できるだけリアルで愛着のある見た目にこだわりました」とのこと。

実際に製造のディテールを聞いてみると、この文言はだてではない。たとえば、スライムの顔はプリントではなく、1つずつ焼きごてで押しているのは、その方が原価が上がってしまうが、顔の崩れがなくスライムの愛らしさを表現できるから。またスライムの頭頂部を再現するために生地は少し成形してから形に入れるなど、108円の商品とは思えないほどのこだわりが詰まっている。

商品パッケージはもちろんドラクエの戦闘シーン風であり、またむしぱんを取り出すとゲームをほうふつとさせる楽しい仕掛けも収められている。

そしてぜひ、お店に行ってほしいのだが、「スライムむしぱん」シリーズを購入の際にはレジでスキャンすると、ドラクエのレベルアップ音が流れたり、戦闘シーンのBGMが店内で流れたり、様々なドラクエファンを喜ばせる仕掛けがあるというのだ(店員さんがトルネコ風だったらなら、もう最高!)。

11月の初旬までの販売になると見られているため、スライムたちが逃げ出す前に、早くお店に行ってみて!

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