2019年の最注目漫画「銀牙伝説ノア」の単行本が発売 累計2000万部超の犬たちの大河コミックの新作

漫画家・高橋よしひろの人気シリーズ「銀牙」の最新作 『銀牙伝説ノア』の第1巻が8月29日に発売され、多くのファンを沸かせている。

『ノア』は銀牙シリーズ『銀牙 -流れ星 銀-』『銀牙伝説WEED』『銀牙伝説WEEDオリオン』『銀牙〜THE LAST WARS〜』に続く、第五作目に位置づけられる作品だ。同シリーズは、虎毛の秋田犬・銀をはじめとする犬たちの友情と戦いを描いた大河コミック。全シリーズあわせた単行本巻数は130巻超、発行部数が累計2000万部超、また海外でも大きな人気を誇っている。

『銀牙伝説ノア』には伝説のキャラクターが?

『銀牙〜THE LAST WARS〜』で赤カブトの血を継ぐ狂熊・モンスーンとの激闘の中、銀の孫でウィードの息子であるシリウスが命を落とす。今シリーズではシリウスの弟であるオリオンが、兄を亡くしたショックで仲間の前から姿を消したところから、物語が始まる。

『銀牙伝説ノア』の第一回が『週刊漫画ゴラク』に掲載された際、表紙のイラストではファースト作品『銀牙 -流れ星 銀-』の主要キャラクターである犬たちが登場。銀、ベン、ジョン、赤目、スミス、紅桜、モス、黒邪気、スミス、黒虎、クロス、ハイエナ、ベム、ウィルソン…ら往年の奥羽軍の勇姿に、SNS上ではファンたちから歓声の声が上がっていた。

そして重要なのだが、今作『ノア』はこの奥羽軍の伝説の戦士と、関係があることだけは伝えておきたい(それ以上はネタバレになるので割愛するが)。現時点ではまだある戦士の登場だけにとどまっているのだが、この表紙から、他のレジェンド犬たちの登場もあるのではないかと、ファンの期待が高まっている。

ネット上では“ついに犬の惑星に旅立つのか…”といったジョークも飛び出していたが、バトル漫画としての要素だけではなく、“罪と罰”のような雰囲気をも持ち始めた今作は『ノア』の名前こそふさわしいと言えるだろう。

すでに2巻の発売日が今年10月28日と決定している。こちらもぜひともチェックを。

編集部: