小腹をガツンと満たし、腹持ち良く、プロテイン量も多いとヘルシーづくめのギリシャ・ヨーグルトは大ブーム。以前無糖タイプでヘルシー極まる食べ比べをしたが、やはり食べやすいのは加糖タイプではないだろうか。そこで「ギリシャ・ヨーグルト」食べ比べ〜食べやすい加糖プレーン編【2019年最新版】をお送りしたい。
ほんのり甘いけど、それでもまだまだ低糖質、プロテイン(タンパク質)もばっちり取れるのがうれしい!
ギリシャ・ヨーグルトがヘルシーなのはよく理解しているけれど、無糖タイプは少々ハードルが高いと感じる人も多いと思う。確かに無糖で水分を持ってかれやすい濃厚ヨーグルトは、食べにくいといえば食べにくい。
そんな時、少しだけでも甘さが加わると、がぜん食べやすくなる。この食べやすさというのは非常に重要。なぜならこうした健康習慣というものは、たいてい続けてこそ意味があるものだからだ。
なのでほんの少しの甘みを我慢して、続けられないくらいなら、多少糖質・カロリーは高めとなっても続けた方が、結果としては勝利を収められる気がする。
ということで、今回はそんな必要最低限の甘みを追加して食べやすい加糖プレーンタイプのギリシャ・ヨーグルトのおすすめ4品を食べ比べしてみたい。
小腹を満たすオイコスは、書いてないけどギリシャ・ヨーグルト
ダノンジャパン『ダノン オイコス脂肪0プレーン加糖』
スポーティーな新パッケージにリニューアルした、書いてないけど(メーカーに確認済)ギリシャ・ヨーグルトの『ダノン オイコス脂肪0プレーン加糖』。脂肪分ゼロで濃厚クリーミーな小腹撃退の代名詞ともいうべき存在だ。
香りに軽い酸味あり。実際に食べてみると、カッテージチーズ風の濃厚さでスプーンにくっついてくる。もちろんスプーンを逆さにしても落ちてこないクリーミー度。甘さは上品なスイーツとして味わっても良いレベルだ。
同時にみずみずしさも感じるので非常に食べやすい。もちろん胃の中にしっかりステイする重厚さもあって、ダイエットにも適していると思う。
甘さを極限まで控えたい人のための低糖質・低カロリー
明治『明治THE GREEK YOGURT 低糖』
後発組ながら、脂肪ゼロと高タンパク質という特徴を前面に打ち出して存在感を高めている「THE GREEK YOGURT」。その中でも加糖プレーンでもカロリー・糖質を意識した低糖で作り上げられたのが『明治THE GREEK YOGURT 低糖』だ。
ほぼニオイはなく、食感はシルクのように滑らかなテクスチャー。今回紹介した中では一番甘さが控えめで、酸味も控えめな生クリームのような味わい。必要最低限の甘みしかほしくないというなら、選択肢に入るだろう。甘いもの好きには少々厳しいかも。
ギリシャ・ヨーグルト・ブームの火付け役! ここから全てが始まった
森永乳業『濃密ギリシャヨーグルト パルテノ プレーン加糖』
日本では元祖の位置にあるブームの火付け役・パルテノ。ツノが立つほどクリーミーな3倍濃縮という売りで、ギリシャ伝統の水切り製法で作られたその味わいは、衝撃だったが、2011年に登場してから浸透するまでには時間がかかった。しかし最古参だけに、その完成度は高い。
ニオイはほぼ無臭で、表面にヨーグルトらしく水分(ホエー/乳清)が溜まっているのが特徴。このホエーは高価格プロテインの原料なので、かき混ぜて一緒に食べるのがオススメだ。
さすが元祖だけあって、細かく軌道修正されたその味わいの食べやすさは際立っている。程よい酸味となめらかな食感。飽きにくいタイプの加糖プレーンはこれが標準といっていいだろう。
厳重パッケージの高級オーガニック・ギリシャ!
スノーラ・ジャパン『Sno:la 純ギリシャヨーグルト』
ギリシャ・ヨーグルトの市場も成熟した証なのかもしれない。JAS認証オーガニック生乳100%を使用し、時間をかけて低温殺菌した、こだわりの高級ギリシャヨーグルトが登場した。
3種類の乳酸菌を使用して、USDA認証オーガニック甘味料・アガベ(リュウゼツラン由来)を使用しているという徹底ぶり。
とにかく厳重にパッケージされている瓶タイプなので、急いで食べるのは不向き。お値段なりのゆったりとしたひと時にこそ、似合うのかもしれない。
ありがたさとともに頂くと、今回の中ではもっとも強い酸味を感じた。濃厚なクリーム感とともに感じるフレッシュさは高級感たっぷり。これはもはやデザートの趣きだ。
毎日欠かさず食べるためには、コストが爆発してしまうが、たまにはこういう高級味でギリシャ・ヨーグルト習慣に刺激を与えるのも良いのではと思った。
入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで(『Sno:la 純ギリシャヨーグルト』のみナチュラルローソンで)可能だ。