マキシマム ザ ホルモンのマキシマムザ亮君がアウトサイダー広告代理人なるものに就任したことでも話題の『カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! ポークしょうゆ/クリーミーシーフード/キムチ豚骨』。検査に引っかかって糖質オフを余儀なくされているメタボ民の救いの神的糖質オフ麺「カップヌードル ナイス」の進化版で、糖質はなんと50%オフの領域へ!
マキシマム ザ ホルモンへCMを発注した話題のギルトフリー「カップヌードル」最新版は糖質をさらに50%オフまで拡大した意識高い系!
糖質制限ダイエット/ロカボ食全盛の昨今、その最大の難関がラーメン。さらにカップ麺もまた大半がタブー。中でもカップ麺の定番日清「カップヌードル」が食べられないという痛手に対して2017年4月にリリースされたのが糖質オフ麺「カップヌードル ナイス」。その美味しさクオリティには、ほんと、感動したものである。
そして今回のリニューアルでは、ついに糖質半減に成功したという。日清食品『カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! ポークしょうゆ/クリーミーシーフード/キムチ豚骨』である。
ダイスケはんの椎間板ヘルニア悪化に伴い、活動休止を余儀なくされているマキシマム ザ ホルモンがCMを担当し、マキシマムザ亮君がアウトサイダー広告代理人に就任、さらには休止期間中の「フランチャイズ制導入」でマキシマム ザ ホルモン2号店を募集するという個性的な発表でも話題必至なリニューアル製品である。
それでは糖質・脂質半減、もちろんカロリーオフの3製品を一つずつ食べ比べてみたい。
『カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! ポークしょうゆ』
全体量はナイス時代より1g減っているが、ほぼ誤差だろう。いつものつるみのあるカップヌードル麺をベースに、レタス約4個分の食物繊維を練りこんで仕上げた麺がポイントになってくると思う。ラーメン・カップ麺は糖質が高いという評判は、スープには当てはまらず、炭水化物の麺の問題だからだ。
かやくはキャベツ、味付豚ミンチ、たまご、ネギ、赤ピーマンで、エビは不在。湯入れして3分待ち。さあ、それでは食べてみよう。まずはスープを確認すると、ポークしょうゆの良い味で、かなり「カップヌードル」に近い。こってりというより脂感は広東麺のようなあんかけそばのようで、十分美味しい。
問題の麺は多少そうめんのテイストが入ったカップヌードルの麺という感じ。謎肉の美味しさが身にしみる。日頃早めに蒸らし時間を終わらせて硬めで食べている人なら気になるかもしれないが、柔らかい麺が好みという人には適しているだろう。何しろ糖質半減である、美味しさが8割がた残っていることに感謝すべきだろう。
『カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! クリーミーシーフード』
近年の若者層に非常に人気の高い「カップヌードル シーフード」。さて、それはどのように変化しているのか。かやくはたまご、キャベツ、イカ、カニ風味かまぼこ、ネギで、湯蒸らし後の光景は、非常に白い。香りもまたポタージュスープかシチューかというような独特のフィーリング。
食べてみると、白さのせいか、牛乳を入れて作るタイプのミルクシーフードの感覚を感じた。スープはもうとろりとしていて、麺の存在感が多少薄く感じてしまうが、美味しいといえば美味しい。これも糖質半減で70%の美味しさはきっちり実現していると思う。
『カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! キムチ豚骨』
糖質カットと相性の良いのが、豚骨スープ。脂感が増すと不自然さがごまかされやすいので、糖質カット面では美味しくなることが多いからだ。かやくは味付豚ミンチ、キムチ、キクラゲ、ネギ、唐辛子。
食べてみると、これが一番こってりの称号にふさわしい。一番のこってり味。クリーミーな豚骨ベースが、3製品の中では1番こってりを感じさせてくれた。謎肉もいいが、キムとのサクサク、きくらげのコリコリなどの演出も素晴らしい。この中で一番糖質オフを感じさせない美味メニューとなっている。
普段はけっこう3分を待たずに、硬めの麺食感を楽しむことの多い記者だが、この3作に関してはむしろ時間を多くした方がより濃厚こってりな雰囲気を味わえ、麺の違和感も軽減すると感じた。これで糖質半減、今までと同じ糖質を摂るのなら、2個食べても大丈夫なんだから、すごいものである。
入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。