ヨーグルトのしっかりとした味わいが楽しめることで人気の「ヨーグリーナ」ブランドに、新味『南アルプスの白桃ヨーグリーナ&サントリー天然水』が登場。昨年発売した「奥大山ブルーベリーヨーグリーナ&サントリー天然水」、「アロエヨーグリーナ&サントリー天然水」に続く、第3のフレーバーだ。桃の香りだけでお腹を満たせる(?)ほどの桃好き記者がその味をジャッジしてみよう。
桃らしさ×ヨーグルトらしさ×すっきりを兼ねそろえた透明飲料。ただし、桃好きの求める濃厚さには届かない…って当然!?
2015年に発売した「ヨーグリーナ&サントリー天然水」は、フレーバーウォーター市場4年連続売上No.1の人気ブランド。透明ペットボトル飲料を切り開いた先駆者でもある。ベースとなる水は、サントリー食品インターナショナルの看板商品である「サントリー天然水」を使用しており、すっきりとした後味とクリアな味わいが特徴的だ。
それでいてヨーグルトのしっかりとした味わいが楽しめるのだから、まさに一石二鳥な飲み物。「ただの水だと味気ない、だからといってジュースは甘すぎる」という欲張りさんにもぴったりだ。
『南アルプスの白桃ヨーグリーナ&サントリー天然水』(550ml・希望小売価格 税抜131円・2019年2月19日発売)はここに白桃のエキスを加えた一石三鳥の新フレーバー。桃の旬である5月よりも一足先に楽しめる桃好き必飲の新商品だ。
ただし、入っているのは味わいと香りのみを抽出した白桃エキス。あえて果汁を入れないことで、みずみずしさとすっきりとした味わいの2つを生み出しているのだ。これに関しては、既存の2種もエキスのみを加えているので、白桃だけというわけではない。こうすることで水のすっきりとした味わいとヨーグルトの味わいを邪魔せずにブレンドできるということだろう。
ただ、勘違いしてほしくないのだが、桃はみずみずしくも濃厚な甘さと香りがウリだと記者は思っている。はたしてエキスだけでその境地に達することができるのだろうか。
キャップを開けると、白桃を思わせる華やかな香りが広がる。本物と比べるとさすがに薄いが、桃らしさを感じるには及第点だ。
クイッと一口飲むと驚かされた。口に入れた瞬間、ヨーグルトの酸味とコクが表れ、舌の奥にまで進むと今度は桃の甘い味わいが香りとともに広がる。
かと思いきや、飲み込むと同時にそれらの味わいがスッと消えていき、さっぱりとした後味だけを残してくれる。たった131円(税別)でここまで複雑な味を表現したのはすごすぎる。
ただし、桃好きとして意見するならば、桃らしい濃厚さはもっと押し出して欲しかった。まあフレーバーウォーターなので、当然かもしれないが。「ヨーグリーナ」の後味すっきりの良さを保ちたいのは分かるが、桃好きの意見は別れそうな仕上がりだ。
全国のスーパー、コンビニで発売中。