美空ひばり、力道山、石原慎太郎など昭和の大物芸能人の発掘写真とマル秘エピソード満載
俳優、タレントのなべおさみが、秘蔵プライヴェート写真と共に振り返る「イベント・コンサート」の温故知新。現代でこそイベンター、オーガナイザーなどと名を変えてはいるが、芸能活動として欠くことの出来ない「イベント」「コンサート」を取り仕切る「興行師」とは。
現代も続く興行文化の根の部分を、昭和最後の語り草として「なべおさみ」が写真と共に振り返っていく。どのような形で芸能人が育てられ、どのような形で儲け、興行が取り仕切られたかを具体的なエピソードで語る。昭和の芸能史と日本のエンターテイメントを熟知する最後の人物といわれているのがなべおさみなのだ。今ここで聞いておかないと、後世リアルに語れる人物がいなくなる。だからこそ貴重な1冊である。
「興行師」とは一体どういう人たちか
戦後の昭和20年代、30年代をピークに、各地でショーや舞台を大衆に提供し、裏社会とも密接な関係を保って財力・影響力を誇りながらも、徐々に姿を消していった人たち。戦後日本人の心を癒やした「娯楽」は、彼らによってもたらされたのだ。このたび、ある大物興行師のもとから多数発掘された秘蔵写真。
力道山、美空ひばり、水の江瀧子、高峰三枝子、藤山一郎、エンタツ・アチャコ、片岡知恵蔵、阿部定、鶴田浩二、江利チエミ、三橋美智也、水原弘、石原慎太郎……。
伝説のスターの貴重なオフショットと共に、なべおさみが独自の切り口でエピソードを紹介。その中で戦後における「興行」と「芸能」との特別な関係が浮き彫りになっていく一冊。
2月22日(金)八重洲ブックセンターにて出版記念イベント開催
『昭和疾風録 興行と芸能』刊行記念
なべおさみトーク&サイン会
2019年2月22日(金)
18時30分開場/19時開演(20時30分終了予定)
@八重洲ブックセンター8Fギャラリー
東京都中央区八重洲2丁目5-1
出演:なべおさみ/玉袋筋太郎(司会)
参加定員:80名(申し込み先着順。定員になり次第、締め切り)
参加方法:1階カウンターにて参加対象書籍を購入された方に参加券をお渡し。参加券1枚につき、お1人のご入場。18時より8Fカウンターにて受付。電話予約も可能