炊飯器で炊くだけで、ご当地めしを手軽に楽しめる「ご当地釜めしの素」シリーズ。その中から今回は『九州かしわめし』をお試し。レトルト釜飯を発売して50周年の老舗メーカーが手掛けているだけに、味は折り紙付きだが、その満足度はいかに!?
日本各地のご当地めしが作れる人気シリーズ
レトルト釜飯の素の元祖・ヤマモリ株式会社(三重県桑名市)が、釜めしの素を発売して今年で50年。業界のパイオニアとして、長きにわたり愛され続ける同社が手掛ける人気シリーズが「ご当地釜めしの素」だ。
ラインナップは「九州かしわめし」「鹿児島黒豚めし」「駿河湾しらすごはん」「北海道とうきびごはん」の全4種。北海道から九州まで、家にいながら、それどころか、炊飯器で炊くだけで地方の名物を味わうことができる。
試してみるのは、中でも一番人気の『九州かしわめし』(210g・希望小売価格 税込264円)。「かしわめし」は、九州地方でポピュラーな鶏の炊き込みご飯で、九州産若鶏と、人参、ごぼうを具材に、甘めの醤油味が特徴だ。
ちなみに1パックで作れるのは、お米3合分。味付けを調整することで、2合、4合でも作ることができる。
調理は炊飯器におまかせ!旨味十分の九州名物
それでは、さっそく調理してみよう!
まずはいつものようにお米をとぎ、ふだんと同じ分量のお水をセットする。
続いて、『九州かしわめし』を汁ごと注ぎ入れ、軽くかき混ぜる。
水分が多く、水っぽくならないのか?と心配になるが、パッケージ裏の作り方を信じて、そのまま炊飯器のスイッチをオン!
「ピーピー」と炊飯完了の合図が聞こえたら、10分ほど蒸らせば出来上がり!期待に胸を弾ませて、炊飯器を開けると……モクモク立ち上がる湯気と、鶏&醤油の甘い香りに包まれる。
不安だった水分量もまったく問題なく、お米もキレイに色づいていておいしそう!
茶碗に盛り付け、「いただきます」。甘みのある醤油味は、なじみのある優しい味わい。鶏肉はしっかりとした味付けで、噛めば噛むほど鶏の旨味が感じられる。具材もたっぷりと入っているし、具材なしのご飯部分だけでも鶏の香りとコクがバッチリ伝わってくる。
子どもから大人までが好きな味なので、ご飯を『九州かしわめし』にすれば、おかずを一品減らしても家族みんな満足できそう。実際、記者がせっせと記事掲載用の写真撮影をしている横で、夫と子どもは「おいしい、おいしい!」と、おかずも食べずに『九州かしわめし』をモリモリ頬張っていた。
ハイクオリティのご当地めしで、旅行気分を満喫!
「ご当地釜めしの素」シリーズは他に、鹿児島県産の黒豚を使い、アクセントに生姜を効かせた「鹿児島黒豚めし」、駿河湾産のしらすににんじん、筍などの具材を加えた「駿河湾しらすごはん」、 北海道産とうもろこしに味噌、バターでコクを出した「北海道とうきびごはん」がラインナップされており、今日は鹿児島、今日は北海道……と、旅行感覚でご当地めしを楽しむのも、また一興。
炊飯器に入れて炊くだけで、ご当地めしが堪能できる「ご当地釜めしの素」シリーズ。購入は全国のスーパーなどで。