ステーキ戦国時代の覇者と目される、肉の村山
現在外食産業ではステーキ戦国時代と呼ばれ、様々なステーキチェーンが乱立し、しのぎを削っているのをご存知だろうか。猛者たちがたっぷりの赤身肉でしのぎを削り合うその中でも、ステーキ界の“信長”と言われ、いまもっともステーキファンに注目されているのが「肉の村山」だ。
同店は、東京・千葉・埼玉で7店舗を展開するステーキ&ハンバーグ専門店で、メニューのビーフステーキ・ チキンステーキ・ハンバーグをいずれも圧倒的なボリュームと高クオリティ、そして低価格で楽しめる。そしてそんな村山の実力がわかるのが毎月11日・29日の「いい肉の日」だ。
この日には「Texasステーキ」(最大400gまで)を、ランチとディナータイムにそれぞれ 1,000円(税別)で食べることができ、そのため多くの肉好きが詰めかけ大行列を作り、なにかと話題となっている。また毎月29日を“肉の日”としてキャンペーンを行う店も多いが、11日までお得な催しをすることだけでも、そのサービス心に敬意を払いたい!
肉の村山、話題の400g1000円ステーキを食べてみた
大行列ができるとして話題になる店舗の一つが、数ヶ月前にオープンしたばかりの「肉の村山 秋葉原末広町店」。末広町駅から徒歩約1分、また秋葉原駅から歩いても5分〜10分ほど。
店内はこういったステーキ店には珍しく、アメリカンテイストとラグジュアリーさをミックスした内装で、女性でも入りやすい。また店内の清掃も行き届いており、こういった肉系の店にありがちなオイリーさもないので、デートで来てもよいだろう。
店内では肉の焼き上がる“ジュージュー”という快音と、肉の香ばしく食欲をそそる香りに満ちている(正直、待っている間にお腹がグウグウなって困った次第!)。
400gのテキサスステーキは熱々の鉄板に乗せられてサーブされる。付け合わせはコーン、ブロッコリー。そしてライスとスープに、小山のようなステーキ、これで1000円は出血大サービス過ぎやしないのか?
希少部位・ハンキングテンダー による極上ステーキ
店内のポスターによれば、このステーキに使用されている肉は、一頭の牛からたった2kgしか取れない「ハンキングテンダー 」という希少部位とのこと。焼肉店でもいうところの「サガリ」という部位で、上品で柔らかい赤味が特徴だという。
そんな宝石のような希少部位を30分もたっぷりマリネしてから焼き上げることで、味はさらに芳醇に、肉はもっと柔らかくなっているという。実際に切ってみるとナイフでスイスイ切れる柔らかさ。食べる際にはしっかりと細かく切って食べることを推奨したい。あまり大きなカットで食べると肉の上品な味わいや、その柔らかさを堪能できないからだ。
そして、ミディアムレアに美しく焼き上げられた肉を口に入れてみると、肉の旨さが大爆発! ちなみに卓上には岩塩、おろしソース、ブラックペッパー、ニンニク、ケチャップ、マスタード、醤油が用意されており、様々な味わいで肉を楽しむことができる。にんにく&塩でパンチをつけて食べてみたり、ケチャップ&マスタードでテキサス感を出してみたり、ソースを選ぶのも楽しみの一つだろう。
またどんなソースでも肉の旨さを失わない、このハンキングテンダー の凄さも特筆したい。
たしかに熾烈なステーキ戦国時代にあって、こんなステーキを提供している肉の村山が“信長”と称されるのはごもっとも。このステーキを1,000円で食べられるサービスは毎月11日と29日に各店で行われていると言うが、サービスデー以外にも、ぜひとも行くことをおすすめしたい!