しゃぶしゃぶパワハラ芸能事務所を GoogleのAIが「しゃぶしゃぶ屋さん」と判定

しゃぶしゃぶ事件の裏で

現在非難が殺到している、芸能事務所社長が部下の顔を熱いしゃぶしゃぶ鍋に押し込んだという事件だが、思わぬ珍事が話題となっている。

この事件は11月21日発売の「週刊新潮」が報じたもので、「Popteen」の元モデルなどが芸能事務所の社長によるパワーハラスメント事件で、さる22日には被害者とされる元社員の男性が記者会見を開いている。また海外メディアも多くのこの事件を取り上げた。

GoogleのAIが誤判定

一方で話題となっているのが、Googleのアルゴリズムがこの芸能事務所を“しゃぶしゃぶの店”として誤認識していたというもの。

Google検索のナレッジパネルという機能で、企業名や店名を検索をすると、画面右側に表示されるビジネス情報(店舗名や事務所名、画像が有れば画像付)が表示される。店の外観、住所、電話番号、地図などが表示されるアレ。

つい先日まで同芸能事務所の名前で検索すると、大量の非難のコメントとともに、よくみると企業ジャンルが「しゃぶしゃぶレストラン」になっていたのだ。シュール…。

このナレッジパネルは、Googleのアルゴリズムが、インターネット上にある情報から自動生成するもの。それゆえに、この話題があまりに「しゃぶしゃぶ」だったため、そのように認識されてしまったようなのだ。

現在ではすでに修正されており「芸能事務所」と表示されている。被害者のやけどの写真など、事件を知った多くの人がまゆをひそめた同事件だが、その影ではGoogleのシュールなミスがあったわけだ。

ちなみにナレッジパネル自体はGoogleマイビジネスに登録して正しいビジネス情報を追加することで、より詳細で正確な情報も掲載できる。

編集部: