第1弾「キリン 午後の紅茶 Fruit×Fruit TEA オレンジ&ベリー」の発売からわずか2か月。早くも第2弾となる『キリン 午後の紅茶 Fruit×Fruit TEA ピーチ&マスカット』が新登場した。前回は甘酸っぱい香りが特徴だったが、今回は華やかさ&爽やかさのすっきりとした組み合わせなんだとか。一体どんな”上質な気分転換”をもたらしてくれるのだろうか。
ピーチの風味で安らぐ心。人工甘味料不使用で後味すっきりのリフレッシュ!
「Fruit×Fruit TEA」シリーズは、紅茶本来の立ち位置である嗜好品としての価値を高め、”上質な気分転換”を提供することを狙いとしたドリンク。仕事の合間や午後からもうひと頑張りしたい人をターゲットに開発されたシリーズだ。
第1弾の「キリン 午後の紅茶 Fruit×Fruit TEAオレンジ&ベリー」は酸味のある2種類の果実が選ばれており、疲れや気分をリセットするようなリフレッシュ感のある香りが印象的。実際に飲んでみたが、ほんのり甘酸っぱく味も相まって至福の時間を過ごせた。
キリンビバレッジから発売されるシリーズ第2弾の『キリン 午後の紅茶 Fruit×Fruit TEA ピーチ&マスカット』(500mlPET・希望小売価格 税抜140円・2018年11月27日発売)は、ピーチの華やかさとマスカットの爽やかさが楽しめるフレーバーティードリンクだ。
茶葉に香り付けをした紅茶のことをフレーバーティーと呼び、ピーチやマスカットもその1種。市場では実に様々な種類の茶葉が販売されており、果実や花びらを使用したもの、キャラメルやチョコレートのようなお菓子をイメージさせるものなど、幅広い楽しみ方ができる。
今回の商品に使用されたマスカットはまさにフレーバーティーとして香り付けされたもので、その味がするわけではない。原材料を見てもマスカットの文字はなく香料とだけ書かれている。
ちなみに紅茶で有名なダージリンもマスカットフレーバーと呼ばれる1種。ただし、こちらはもともとの茶葉がマスカットのような香りと味わいをもたらすことから表現に使われているだけで香り付けされているわけではない。
マスカットの香りとともに桃と紅茶が味わえる贅沢
一方、ピーチは実際に1%の果汁が入っており香りと味の両方を担っている(この場合もフレーバーティーと呼ばれる)。鼻だけでなく舌でも楽しむことができるのでより本格的な嗜好品として味わえるというわけだ。
蓋を開けて鼻を近づけると、芳醇なピーチの甘い香りが鼻孔をくすぐる。まるで本物の桃を嗅いでいるかのようだ。その中で時折顔をのぞかせるようにマスカットの爽やかな香りがする。
飲んでみると果汁1%とは思えないほどのピーチの甘さが口に広がる。実際には砂糖類の甘さなのだが、香りやイメージによってそう思わされてしまう。人工甘味料を使用していないので味わいも自然。スッと引く甘さが上品な味わいを感じさせる。
1点気になるとすれば、マスカットが思ったほど主張していない点。「Fruit×Fruit TEA」シリーズは2つのフルーツをかけ合わせることで生まれる複雑味のある味わいがコンセプトなのだが、かなり控えめだ。仮にマスカットの名前が無ければ、ピーチティーと思われても仕方のない印象を受ける。
とはいえ、味も香りも文句なしの1品。落ち着きたい人におすすめの商品だ。
全国のスーパー、コンビニで発売中。