1981年生まれのカンロ株式会社の「健康のど飴」、こののど飴の代名詞でもあった同商品が今年販売中止し、キャンディーファンやコンビニ菓子マニアの間で話題になっていたことを、ご存知だろうか? 喉のイガイガをしずめるために、またトローチやうがい薬にはないお手軽さから、多くの人々から愛されてきたあの商品がついに、である。
美味しい飴ランキングの人気商品が姿を消した理由
カンロといえばキャンディー業界ではトップ企業の一つ。殿堂入りの「カンロ飴」や最近では「金のミルク」などでよく知られている。そんな同社を代表する「健康のど飴」は、ネットやSNSの好きな飴・美味しい飴ランキングの中でも根強い人気を誇っていただけに、その終売が話題になるのも当然だろう。
だがこの話はけっして悲劇ではない。同商品が終売する一方、その後継品であり機能も味もパワーアップした「健康のど飴 ドクタープラス」が発売となったからだ。従来のファンはもとより業界をざわつかせたこの商品、取材してみるとたしかに凄い!
ホップを使い鶴見大学と共同研究で開発した「健康 のど飴ドクタープラス」
国内外から取り寄せたハーブエキス123種をカンロ独自の研究で厳密に分析し、のど飴に最適だったのが、それで作られた「健康 のど飴ドクタープラス」なのである!
同社が開発に力を入れたのはそんな機能性だけではなく、体感性も。たしかに食べみると、実にスッキリとキレのある味わい。そして喉への圧倒的な清涼感。喉風邪を引いた時などついついなめたくなってしまう、爽快感と美味しさだ。
そして、伝統ある「健康のど飴」の後継品にふさわしい「健康 のど飴ドクタープラス」、この味わいは一人の研究者によって生み出されたもの。カンロ豊洲研究所・応用研究部・分析チームリーダー兼機能製法研究チーム佐藤慎士氏によるものだ。
飴の味わいというのは、担当者が苦心を重ねて、ようやく作り上げた数十のサンプル、その中から選ばれる。特に今回のドクタープラスは、百以上ものサンプルが作られるという、これまでにない熾烈なプロセスを経たという。佐藤氏が「製作者の強い思いのこもった作品です」というのも当然の代物なのだ。(そんな話を聞いてしまうとますます効きそうな気がしてしまいます!)
糖に向き合い糖から未来を作るカンロ
現在、糖質制限ブームという世間の逆風で、飴業界はダウントレンドにあるという。しかし同社は本来人間には必須であるはずの「糖」に真摯に向き合い、“糖から未来を作る”“糖から歩む”ことを掲げている。
そんな同社の思いがつまったドクタープラス、この冬には多くの人の喉にやさしい潤いを与えてくれそうだ。
※ホップ自体の殺菌効果は認められていますが、
ドクタープラスにおけるホップの効能は現段階で医学的な実証がなされておりません