昭和36年の発売以来長年食卓で親しまれている 『塩っぺ』シリーズから、椎茸の旨味を生かした塩ふき椎茸『塩っぺしいたけ』が新発売。自家製醤油使用で濃い目の味が特徴なので、ほかほかご飯のお供はもちろん、お茶漬け、雑炊、おかゆなど、さまざまなお米料理と相性抜群。パッケージ裏のおすすめレシピを参考に、その実力をおためししてみた。
ユニークなネーミングで注目される老舗食品メーカーの新商品
昭和9年創業のブンセン株式会社(兵庫県たつの市)は、ユニークなネーミングと独特の商品開発で注目されている食品メーカー。細切り塩ふき昆布の代名詞と言われる人気商品『塩っぺ』シリーズを始め、のりつくだ煮「アラ!」 や、もろみ「花も」、山椒の実「みざん」、進物品「 播磨佃煮」など、醤油醸造技術を生かした様々な商品を展開する老舗メーカーなのだ。
今回新発売となった『塩っぺしいたけ』は、創業当初から長年培ってきた独自の『塩っぺ』製法により、しっとり、もっちり食感に仕上げられた塩ふき椎茸のこと。
開封してみると椎茸の香りがふわりとし、一切れ一切れがしっかりとした大きさで、思わずご飯を持ってこずにはいられなくなった!!
早速、炊きたてのご飯の上にのせて食べてみた。大きめに分厚くカットされた塩ふき椎茸をひと噛みするごとに、ジュワッと旨みが口の中に広がっていく。これは止まらない美味しさだ!!
旨味のある塩分を生かしてお吸い物にも挑戦。お椀に『塩っぺしいたけ』適量を入れてお湯を注げば、あっという間に即席のお吸い物の出来上がり。
『塩っぺしいたけ』から出汁がしっかり出るので、味付けなしで十分美味しくいただける。簡単にできて、いつものお吸い物とは違った新しい味わいが嬉しい。
雑炊にするとカムジャタンのような味わいに!
そこで・・・「きっと雑炊にしたらもっとおいしくなるに違いない!」と思い立ち、『塩っぺしいたけ』に、ご飯とネギとニンジンと玉ねぎを加えて作ってみた。調味料を一切使用していなくても椎茸のだし汁と塩味で十分美味しい!!
そして椎茸がふっくらとして、そのまま食べる時とはまたちがった椎茸の食感が楽しめる。肉を一切入れていないにも関わらず、韓国料理のカムジャタンのような旨みが出ていて驚いた!!
『塩っぺしいたけ』は一袋39g入りで参考価格は税込249円。チャック付きなので、開封後もその都度密封可能なのも嬉しい。冷蔵庫に常備したい一品だ。
購入はオンラインショップまたはスーパーで。