2016年に全面刷新されて以降、販売累計個数5,000万個突破を突破した『明治ザ・チョコレート』シリーズに、食べ比べできる6種入りが新登場! 明治がこだわりぬいたチョコレート界を変える味とは一体…? 世界を唸らせた6つの味を食べ比べてお気に入りの味を見つけてみよう!
明治のこだわりのチョコレート
『明治ザ・チョコレート』シリーズは、製造者がカカオからチョコレートまでを一貫して手掛ける”Bean to Bar”スタイル。明治のカカオクリエイターによって各生産地のカカオの品質を向上する徹底ぶり。豆本来の味や香りをとことん追求している。
こだわりのチョコレートは瞬く間に世界に広がり、数々の賞を受賞。ベルギーのブリュッセルで毎年行われる品評会でiTQi優秀味覚賞(2016年、2017年)、世界最高峰のチョコレートを認定するアカデミー・オブ・チョコレートで2017年に受賞するなど、世界TOPクラスの評価を受けている。
世界が認めた最高級チョコレートを味わえると思うと妙に緊張してしまうが、チョコレートは嗜好品! 食レポと言えど、気負いせずに早速食べてみよう。
まさに明治の贈るチョコレートの研究発表会!
今回発売される『明治ザ・コレクションズ』(30g・販売価格税込198円・発売中)は、現在発売されている8種類中6種類が入ったベスト盤。コンビニ限定商品&数量限定のようだ。
6コレクションズのパッケージは、これまでのパッケージとは別仕様。観音開きに開くようになっている。開けてみるとこれまたびっくり! レーダーチャートと味の特徴が書かれている。まるでチョコレートの研究発表会みたいだ。食べ比べの指標にピッタリ!
どの味から食べようか頭を悩ませながら、いざ実食!
チョコ楽しみ方はたくさんあれど、当然一番の楽しみは食べることだ。どれから手を付けようか迷ってしまうが、セオリー通り左上から順に食べてみよう。
「力強い深みのコンフォートビター」
パッケージに書かれている説明によると”カカオらしい正統派のコク深さと香ばしさ、心まで安らぐ味わいです。”とのこと。主にベネズエラ産のカカオが70%使われている。
さんざん迷った挙句、まずは正統派と書かれたビターチョコレートから食べてみることに決めた。レーダーチャートはビター感がナッツ香が高くなっている。なるほど、王道のポイントはこの2つの項目なのか。開封すると立ち上がる香りは濃厚なカカオ。限りなく黒に近い茶色が「俺様こそが王道ビターだ!」と叫んでいるようだ。
予想通り口に入れると同時に、ナッツの香りが鼻を刺激する。さらに噛んでみると、苦味が炸裂! 隠された若干の甘味がビター感をより際立てている。食べ終わった後もほんのりと苦味が残るが、口の中はとてもすっきり。ミルクティーと一緒に優雅に嗜みたい1品だ。
「濃密な深みとうまみのベルベットミルク」
パッケージには”ナッティな香りとミルクのこく、どこまでも濃密な深みが漂います。”の説明文。こちらも主にベネズエラ産カカオを51%となっている。
次はナッティな香りと書かれたベルベットミルク。ナッティな香りとは果たして? レーダーチャートによれば、ミルク感とナッツ感が高いようだ。香りは上品なミルクチョコレートと言った感じ。ナッツの香りがあるので、単なる甘い香りではない。
一口食べるとすぐに分かる濃厚な優しい口あたり。噛むとチョコレートの甘味を感じ、舌に乗せて溶かすとミルクの丸みがはっきりとわかる。ごくりと呑み込めば、舌に残ったほのかなカカオの香りが口の中をリフレッシュしていつまでも濃さが残らない。なるほど、これがナッティな香りのなす業か。
「軽やかな熟成感ビビットミルク」
こちらは”カカオにミルクをしっかり絡めました。重厚感があるのに後味は驚くほど爽やかです。”との説明。ドミニカ産をメインにカカオ54%。
こちらは熟成感のあるミルクチョコレート。世間的に食べられているチョコに最も近い分、コンフォートビター味よりも王道と言える気がする。香りはベルベットミルクよりも明らかにまろやかな甘みのあるミルクチョコ。
まずは一口。優しさとはまた違う、ベルベットミルクよりも丸みのある濃厚ミルクチョコの味だ。カカオの香りが抑え気味なので、終始甘い味わいを楽しむことができる。確かに、食べている間は濃厚な味を感じるが、飲み込むと同時にスッと消えて無くなる。すぐに次の1つを食べたくなる病み付きになる味だ。
「華やかな果実味エレガントビター」
味の説明には“カカオ本来の気品あふれるフルーティな香りが、口いっぱいに広がります。”とのことだ。主にブラジルトメアスー産とドミニカ産を使用したカカオ70%チョコ。
コンフォートビターに続くミルク感0の味。カカオのナッツ香ではなく果実香が高いようで楽しみだ。開けてみると、香りはキュッとしたカカオの香り。これが果実香と呼ばれるものだろうか。コンフォートビターはクールさを感じる香りだが、こちらはセレブのような品の良さを感じる。オレンジピールと言ったところか?
口に言えると、これまた全く違い味わいが口に広がる。チョコレート? と一瞬疑うような味だ。終始引き締まった味となっていて、ビターチョコだがフルーティな酸味を感じた。ウイスキーのようなお酒と一緒に味わいたい1品。
「優しく香るサニーミルク」
パッケージには“カカオの酸味とミルクの旨味、その優しい甘さに思わず笑みがこぼれます。”の説明文。こちらもブラジルトメアスー産とドミニカ産をメインとしたカカオ54%。
残り2種類。こちらは果実香とミルク感、そして酸味の項目が高い。香りは果実香の方が高めだが、ミルク感があるのでエレガントビターと比べるかなりぼやけた感じだ。
一口噛んでみると、ミルクと果実の味わいが交互に舌を刺激していく。これはおいしい! まるでフルーツミルクを味わっているようだ。しまった、明治の思惑通り本当に笑みがこぼれてしまった。チョコレート単体で満足感を得られる1品。飲み物が無くても食べ続けられること間違いなしだ。
「可憐に香るブリリアントミルク」
紹介文は”カカオ本来のフローラルな香りとミルクのこく、驚くまろやかさです。”。この味のみペルー産を多く使ったカカオ55%となっている。
さぁ、6種類の味もあっという間に最後となった。こちらは最も花の香りが楽しめるミルクチョコレート。果実香とは違う味わいに心が躍る。さっそく食べてみよう! 封を開けると、確かに花の香り。酸味のある香りではなく、鼻の奥深くまで感じられる。
パキッ…なるほど! キュッとした果実の風味がミルクによって丸くなっている。華やかな香りが確かに口中に広がる。サニーミルクはミルクと果実がそれぞれ競い合うような味だったが、こちらは仲良く一緒に楽しめる味だ。食べ比べると花の香りと果実香の違いがよく分かる。後味もミルクのまろやかさが残り気持ちよい。
気分や予定に合わせて食べるのにもピッタリ!
6種類の味を堪能したが、いずれも甲乙つけがたい仕上がりだった。食べ比べをするには間違いなくぴったりの1品と言える。
朝一番のスタートダッシュで迎えたい朝には「力強い深みのコンフォートビター」、嫌なことから逃げたしたくなったときは「可憐に香るブリリアントミルク」の甘い香りと味に癒されるなど、その日の予定や気分に合わせて選ぶのもいい。
全国のコンビニエンスストアにて数量限定で発売中。すでに各所でも売り切れ情報があるようなので、欲しい人はすぐにコンビニへ行こう。