ガタイの良い陽気な外国人男性が手でギュギュッとオレンジを搾り、紅茶に注ぐ姿が印象的なCMでおなじみの『紅茶花伝 クラフティー(CRAFTEA) 贅沢しぼりオレンジティー』。まるでレシピ動画のようなCMを見ていると、今すぐにでも飲んでみたいくらいにおいしそう…ということで、その味を確かめるべく、さっそく飲んでみた!
茶葉2倍×ミニッツメイド果汁×はちみつの贅沢仕様
コカ・コーラシステム『紅茶花伝 クラフティー(CRAFTEA) 贅沢しぼりオレンジティー』(410ml・希望小売価格税抜140円・2018年3月12日発売)は、“紅茶に100%果汁を注ぐ”というコンセプトから生まれた新たな紅茶。
手作りなどを意味する“クラフト”と“ティー”を合わせた造語で、手仕事のようなこだわりを持って生み出した紅茶という意味合いが込められているという。近年“クラフトビール”という言葉は耳にする機会が多いが、クラフト紅茶とは初耳だ。
使用している紅茶葉は、100%手摘みセイロン茶葉。茶葉を「紅茶花伝 ロイヤルレモンティー」の2倍に増やし、じっくり低温で抽出することで雑味のない豊かな味に。そこに「ミニッツメイド」で使用している厳選果汁を使用し、はちみつを加えてやさしい甘さに仕上げたという。
ちなみにCMに出演しているあの外国人男性は、アメリカを拠点に活躍するセレブシェフ・Curtis Stone(カーティス・ストーン)氏。あまりにCMに馴染んでいるのでタレントさんかと勘違いしてしまいそうだが、人気レストランを複数展開し、世界の食トレンドにも精通したお方なのだ。
いつものフレーバーティーとの違いは?
パッケージは、キャップまでゴールドというゴージャス感。輪切りのオレンジがぐるりとスリムなボトルを囲み、とにかくスタイリッシュな佇まいである。
余談ながらジュースには「果汁100%以外は果実の断面をパッケージにデザインしてはいけない」という決まりがあるのだが、これはあくまで“紅茶飲料”であるゆえ、このデザインが実現しているのだろう。
100mlあたり27kcal、原材料には果汁(オレンジ、りんご)とあり、オレンジだけでなくりんごでフルーティーさをプラスしていることがわかる。
コップに注ぐと、色は薄めのストレートティーといったところ。香りはやはりレモンティーに近い。
さっそく飲んでみると、紅茶の豊かな香り。さすがに茶葉を2倍使っているだけあり、“これぞ紅茶”という苦味がしっかりある。そして、そこに爽やかなオレンジの風味が広がっていく。
一瞬ではあるが、オレンジジュースを飲んでいるような瞬間が訪れるのが、ふだん口にしているフレーバーティーとの違いのように感じた。従来の「紅茶花伝」と比べて甘さ控えめで、サッパリとした“大人の紅茶”といった印象である。
レモンティーとの差別化に期待!
“紅茶花伝”なのでもちろん紅茶がメインになって当然なのだが、やはりレモンティーのオレンジバージョンという印象が強いというのが正直なところ。
レモンティーとの違いをハッキリさせるためにも、もっともっとオレンジを前面に押し出して、よりフルーティーな仕上がりにするのもおもしろそうだ。
とはいえ、『紅茶花伝 クラフティー(CRAFTEA) 贅沢しぼりオレンジティー』はすでに果汁9%。かなりの割合で果汁が含まれていることがわかり、紅茶の風味の強さを改めて感じるのだった。
苦味とスッキリ感が同時に味わえる『紅茶花伝 クラフティー(CRAFTEA) 贅沢しぼりオレンジティー』は、全国のコンビニやスーパーなど発売中。少しリッチな気分が味わいたい時に飲めば、バッチリその心を満たしてくれるだろう。