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2018年に発売60周年を迎えるチキラーが挑んだとろり濃厚な『チキンラーメンビッグカップ 鶏白湯』!

 

白湯と書いてパイタンと読む(さゆではない)。豚骨スープ同様、鶏もまた骨ごとがっつり煮込むと骨の髄までダシが出て、白濁する。つまり『チキンラーメンビッグカップ 鶏白湯』はもともと鶏だし当然のチキンラーメンに、さらに濃厚な白濁ダシが加わったW鶏ダシの強力版なのだった。

スッキリあっさりのチキンラーメンでは物足りない人のための、鶏の魅力をとろりとした濃厚スープで味わうタイプ

 

2018年に発売60周年を迎えるチキンラーメン。日清食品創業者・安藤 百福 (あんどう ももふく) が発明した世界初のインスタントラーメンである。もちろん当初は袋麺。時代とともにカップ製品も加わるが、その味わいは揺るぎない東京ラーメン的チキンとローストしょうゆのハーモニー。

ただ近年はいろいろとカップ麺タイプでは冒険作の変わり種も多かった。だが大半は、おおもとのチキンラーメンを食べたくなることも多かった。しかし今回はチキンラーメンの最大の魅力である鶏味の強化版。正しい進化な気がして、この日清食品『チキンラーメンビッグカップ 鶏白湯』(102gうち麺80g・希望小売価格 税抜205円・2017年11月20日発売)には、かなりの期待がある。

ひよこの言うことにイマイチ納得がいかない。

 

蒸らし時間はいつもの3分。大型カップに420mlの熱湯を投じて待つ。具材は蒸し鶏、たまご、フライドオニオン、ネギで、麺はいつもの油揚げ麺。通常カップ麺の麺の種類は2種類。油揚げ麺とノンフライ麺。その油揚げ麺の中でもチキンラーメンの目立つ特徴は、麺自体にしっかりと味がついていることだ。

いやいやしかし、ちょっと待て。今回は鶏白湯スープではなかったのか。なのに中に入っているのはしょうゆベースのいつもの麺。これでは白湯スープが濁ってしまうのではないか。

3分経って蓋をめくると香ばしいいつものチキンラーメンの香りに、ミルキー感さえ感じる濃厚なチキンの香りが沸き立つ。麺をかき混ぜると、白湯スープはしょうゆ色に染まり、真っ白というわけではなくなる。

食べてみると、見事にしょうゆ味麺と白湯スープがケンカしている。まあ、当然の結果。しかし麺についた味が完全に溶け出してくると、だんだん調和してくる。やはりそこは鶏同士、美味しくなってくる。

それでも真っ白白湯スープの美味しさを知っているものとしては複雑な心境だ。もちろんとろりとしたテクスチャーのスープはきっちり濃厚白湯だし、それなりに美味しくて最後まで食べてしまったが、明らかに本来の鶏白湯とは違う。まあチキンラーメンの鶏白湯味なのだから納得すべきなのだろうか。またいつものようにオリジナル版が食べたくなってしまった。

 

 

入手は全国のコンビニ、スーパーなどで可能だ。

 

 

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清水 りょういち: