2018年に、誕生60周年となるチキンラーメン。その記念商品第一弾として『チキンラーメンどんぶりトリプルチーズ』が発売された。今回は三種のチーズから生まれるコクのあるスープが特徴とのことだが、ラーメン×チーズの組み合わせ…うまくないはずがない。早速検証だ!
日清食品から発された、『チキンラーメンどんぶりトリプルチーズ』(85gうち麺80g・希望小売価格 税抜180円・2017年8月14日発売)は、チェダー、モッツァレラ、ゴーダの3種類のチーズを使用。日清食品でチーズといえばどちらかというと「カップヌードル 欧風チーズカレー」、「カップヌードルライトプラス チーズフォンデュ」などが過去に発売されたカップヌードルシリーズが思い浮かぶが、今回はチキンラーメンと組み合わさっての登場だ。
チキンラーメンシリーズの変わり種は『チキンラーメンどんぶり キムチ鍋風』でも言及されていた通り、プラスされた原料は「ほのかに感じる」量に抑えられている。あくまでチキンラーメンの風味を損なわない程度に、新たな表情をひょっこり見せてくれるのがこのシリーズの特徴だ。なのでいくら「トリプル」チーズといえど、あまりチーズの味をがっつり味わう系のインスタントラーメンではないはず。チーズと組み合わさることによって、今回はチキンラーメンのどんな一面を見せてくれるのか期待したい。
ちなみに現在、チキンラーメンではサークルK、サンクス限定で対象商品2点購入すると一本(ブラウンと2色有)その場でもらえるキャンペーン中。60週年記念商品第一弾で「チキンラーメンビッグカップ から揚げレモン&ペッパー」も同発されている。このかわいらしいひよこのキャラクターは「ひよこちゃん」という見た目通りの名で、「ひよこワールド」というパラレルワールドの主人公らしい。日清チキンラーメンの公式ページを確認すると、実は色んなキャラクターがいるので一度見てもらいたい。
60周年記念商品第一弾!! チキンスープ×チーズのお味は…?
チキンラーメンどんぶりトリプルチーズには粉チーズが添えられている。インスタントラーメンを食べる時の習慣で、ついお湯をかけたあと蓋の上に載せて温めたくなってしまうところだがここは注意。食べる直前にかけて、混ぜ合わせるタイプだ。
カップの裏には、もうすぐ60周年になる旨と、日清食品創業者、安藤百福の説明が。 日清食品といえば「カップヌードル」をまず思い浮かべがちだが、そうそう、もともとは1958年に発明された「チキンラーメン」がインスタントラーメン第一歩だったのである。現在日清では宇宙食ラーメンも開発するなるなど、大発展をとげたものだ。
具はごろっとした大きめのチーズ、コーン、ネギが含まれている。かやくは袋に入っているタイプではなく、あらかじめカップに含まれているので調理方法は簡単。
それでは実食。麺は安定の油揚げ麺。チキンラーメンは麺自体にチキンエキスが配合され味付けされており、麺だけでもチキンの味がよく出ている。ちなみにマニアではお湯をかけず、この麺だけをスナックのように食べる者もいるらしい。
スープはやはり従来の変わり種チキンラーメンらしく、どちらかと言うと鶏がらスープの味がよく出ている。だがチーズのおかげでマイルドになっている印象で食べやすく、チーズの塊に面するとチーズの味が口いっぱいに広がる。180円という値段の安さにしてこのチーズの質・量は、日清さん、なかなか頑張ってくれたんじゃないだろうか。
スープを飲み続けてゆくとだんだんコクを感じ癖になり、最後まで飽きずにスープまであっという間に完食した。『チキンラーメンどんぶりトリプルチーズ』なかなかチーズの風味も感じられる商品。量といいチーズ味といい、ちょっと小腹が空いた時間などに食べる分には丁度良い具合だと記者は感じた 。
商品は全国で発売中。しかし現在ひよこちゃん箸がもらえるキャンペーン中なので、せっかくならサークルK、サンクスで購入してみてはいかがだろうか。