甘くない紅茶ブームは、まだまだ継続中! 8月21日にリニューアルしたセブンプレミアム『キリン午後の紅茶<アールグレイ 無糖>』『キリン午後の紅茶<アールグレイ 甘くないミルクティー>』は、アンティーク調のデザインにパッケージ変更して再登場。実際に飲んで、その味わいを確かめてみよう!
みんな大好き午後ティー「アールグレイ」2本同時リニューアル!
キリンビバレッジ株式会社の紅茶飲料No.1ブランド「午後の紅茶」(通称:午後ティー)は、1986年発売。日本初のペットボトル入り紅茶として30年以上も愛され続けている。レギュラー商品は「ストレートティー」「ミルクティー」レモンティー」「おいしい無糖」など。これまでに数多くの期間限定フレーバーも登場したが、先月発売された「キリン 午後の紅茶 チョコミントミルクティー」(2017年8月1日発売)はなんとアイスでおなじみのチョコミントの紅茶版ということで話題をさらった。
一方で、紅茶なのに”おにぎり公式飲料”というキャッチコピーで大々的にスタートした「甘くない紅茶」ブームも今年で早5年。おにぎり×紅茶はいまだ世間に溶け込めずややゴリ推し感は否めないが、甘くない紅茶自体の売り上げは好調なようで、甘さ控えめや無糖を求める層は着実に増えているようにみえる。
そんな中、セブン―イレブンやイトーヨーカドーなどセブン&アイホールディングス系列のお店のみで取り扱われる「セブンプレミアム」の商品から、『キリン午後の紅茶<アールグレイ 無糖>』『キリン午後の紅茶 <アールグレイ 甘くないミルクティー>』(各460ml・予想小売価格 税込129円・2017年8月21日発売)の2つのフレーバーが新しくなって登場。人工甘味料不使用の本格アールグレイが楽しめるシリーズとあり、そのクオリティに注目が集まっている。
そもそも「アールグレイ」ってどんな紅茶?
ペットボトル入りやティーパックの紅茶をみてみると、日本でよく売られているのは「アールグレイ」と「ダージリン」だ。特にどちらでもかまわない、と思う人も多いだろうが実際に飲み比べてみると香りや味の違いがわかりやすいのでおもしろい。
「ダージリン」はインドのダージリン地方で収穫される茶葉の銘柄で、日本茶でいう宇治茶や静岡茶など地名のついた銘柄だ。一方、「アールグレイ」はイギリス出身で、茶葉の銘柄ではなく「ブレンド茶」。中国茶のキーマン茶やセイロン茶などをブレンドするのが主流だが、ダージリンが入っていることもある。
アールグレイはさっぱりスッキリした味わいが特徴的で、その理由はベルガモット(柑橘系)の香りをつけたフレーバーティーだから。ストレートで飲んでもおいしいけれどミルクとの相性も良いため、日本ではよくミルクティーに使用されている。
リニューアルしたキリン 午後の紅茶『アールグレイ 無糖』は、世界三大銘茶・ウバ茶葉を50%以上使用したブレンド茶にベルガモットの爽やかな香りをつけたアールグレイティー。『アールグレイ 甘くないミルクティー』は世界三大銘茶・ウバ茶葉を60%とセイロン紅茶の女王・ディンブラ茶葉を40%をブレンド。人工甘味料不使用で、ミルクのコクとすっきりした味わいを同時に楽しめるアールグレイティーだ。
甘くないシリーズの午後ティーは、本当に甘くないのか? 食事に合うのか? など、実際に飲んで検証してみよう!
午後の紅茶『アールグレイ 無糖』『甘くないミルクティー』は、本当に甘くないの?
まずはキリン 午後の紅茶『アールグレイ 無糖』を試飲!
キリン 午後の紅茶『アールグレイ 無糖』は、リニューアルにともないアンティーク調で紫&ゴールドのパッケージに変更。英国貴族が楽しむアフタヌーンティーという高貴なイメージが漂う。
ペットボトルのままでもキャップを開けるとオレンジのような柑橘系の爽やかな香りを十分に感じるが、グラスに注ぐともっと香りが広がり華やかな気分になった。
ひとくち飲んでみると、苦みは少ないが茶葉の味わいがとても濃くてびっくり! 無糖だから当然まったく甘くないのだが、茶葉の香りと柑橘系の香りが混ざり合い、とてもすっきりさっぱりしている。同じ午後ティーのストレートティーよりも茶葉の味がしっかり感じれられるので、ごくごく飲み干すのはなんだかもったいない気ような。これがペットボトル飲料だなんて、お店で手淹れされた紅茶のようなクオリティの高さを感じた。
続いては『アールグレイ 甘くないミルクティー』を飲んでみよう。
ミルクティーといえばその多くが加糖タイプで、この『甘くないミルクティー』にも砂糖は入っている。レギュラー商品の午後ティーミルクティーは、甘い飲み物が好きな記者からみてもしっかりとした甘さがあると思う。リニューアルした「甘くない」は本当に甘くないのだろうか?
グラスに注ぐと、ミルクティーだけれどややさらっとしているように感じられる。香りもアールグレイならではの柑橘系のさっぱり感とミルクがどちらも感じられ、すっきりしていることは飲む前から察することができた。
ひとくち飲んでみると、ミルクのコクと甘さと同じくらい、アールグレイの茶葉の旨味と香りがしっかり感じられ、飲んだ後のすっきり感が特徴的! ミルクティーなのに本当に甘くない!
砂糖の甘さが少ない分茶葉の味わいを強く感じれるし、とてもすっきりしているのでごくごく飲める。
『アールグレイ 無糖』も『アールグレイ 甘くないミルクティー』も、どちらも本当にすっきりした味わいで茶葉の味が濃い紅茶だった! パスタや肉など味の濃い食事によく合うと思う。また、ペットボトルで気軽に飲めるのが不思議なほどのレベルの高さで、甘くない紅茶を飲むならコレ、とリピートしてしまう味わいだった。しかも1本あたりのカロリーは『無糖』は0kcal、『甘くないミルクティー』でさえ78.2kcalとダイエット中でも嬉しい低カロリー! これは紅茶の定番になりそうだ。
セブンプレミアム キリン 午後の紅茶『アールグレイ 無糖』『アールグレイ 甘くないミルクティー』は、全国のセブン&アイグループ各店で発売中。