糖質制限中にフルーツ牛乳にプリン!?『明治ロカボーノ カフェラテ/フルーツラテ』『同 カスタードプリン』

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外食店でのライス残しが社会問題になる程、絶大なブームとなった糖質制限ダイエット。そのポイントとなるのが糖質=炭水化物の摂取減。いわゆる甘さがうまいコーヒー牛乳、フルーツ牛乳や、プリンなどは天敵となる。しかしこの『明治ロカボーノ カフェラテ/フルーツラテ』『明治ロカボーノ カスタードプリン』なら大丈夫!?

糖質摂取を気にするロカボライフ実践中の人々でも楽しめるフルーツ牛乳がある!?

 

近年大ブームの糖質制限ダイエット。炭水化物を減らすことからローカーボ、略してロカボという愛称で呼ばれることもあるが、基本は同じでも多少ゆるやかな制限であることが多い。糖質を控えて、減量や健康に役立てましょうという内容は同じだ。糖質制限元祖の江部康二医師による糖質制限は1日最高量が20gという厳しさが特徴だが、ロカボという場合は20〜40gで間食も10gまでOKという手ぬるさが特徴。

まあ糖尿病でもない限り、適度な糖質摂取は必須であり問題もないところから、最近ではこちらのゆるやかさを歓迎する人も多い。そんな中、ロカボを標榜したデザートドリンク&プリンが明治から。『明治ロカボーノ カフェラテ/フルーツラテ』(430ml・希望小売価格 税抜160円・2017年6月6日/13発売)は1本で糖質9.9g、有名パティシエ鎧塚俊彦プロデュースの『明治ロカボーノ カスタードプリン』(180g・希望小売価格 税抜140円・2017年6月6日発売)は1個4.8gの低糖質を実現した。

 

 

とはいえ、いわゆるカフェラテ系はすでに砂糖自体を使用しない、もしくは人工甘味料による低糖質を実現した製品はたくさんある。プリンもまた低カロリーという打ち出し方が多いが、低糖質プリンも珍しくない。だから今回何と言ってもうれしいのが、フルーツ牛乳の味わいを楽しめる『明治ロカボーノ フルーツラテ』だ。たまに銭湯などに行くと飲みたくなる甘さ極まるあの味わい。これが低糖質で楽しめるとはと、記者は大いに感動した。

 

 

それでは順番に確認して行くこととしよう。

 

 

■『明治ロカボーノ カフェラテ』

ミルクの味わいを前面に押し出して、コーヒーの風味を付け足した感覚の味わいは、エスプレッソ・ベースであるべきなラテ味とは全く違うのに疑問。コーヒーの味わいが薄いのは致命的。アセスルファムK、アスパルテーム、フェニルアラニン化合物、スクラロースというオールスターな人工甘味料を使っていて甘み自体は自然なのだが、物足りなさは否めない。

これではコーヒー牛乳テイストでもなく、いかにも中途半端な印象だ。

 

 

■『明治ロカボーノ カスタードプリン』

それでは気を取り直して、人気パティシエ・鎧塚俊彦プロデュースのプリンへとスプーンを伸ばす。思ったよりも柔らかい。カラメルの香りはするけれど、底にはカラメルソースは不在。イヌリンに難消化性デキストリンとダブルで食物繊維を使っているので、腸が弱くてガスが出やすい人には要注意。

全体的にぼやけた味で、締まりが無い。カロリーオフで低糖質を実現しながら結構美味しいプリンが溢れている現状では、どうにもインパクトが弱い。

 

■『明治ロカボーノ フルーツラテ』

最後に真打ともいうべき、これ。カフェオレ、ラテなどはファンが多いせいか、低糖質製品も数多いが、こうしたフルーツ牛乳の延長線上にある味わいは、今までロカボ業界でもあまり相手をされてきていなかったという現実がある。

記者はフルーツ牛乳がもともと好きだったので、一時期糖質制限にチャレンジした時、それがダメというのは結構なショックだった。しかし世の中に糖質制限やロカボが浸透すると、こんないいことがある。

 

 

実際に飲んでみるとわかるが、いくぶん薄い気もするけれど、フルーツ感が大きく、ミルキーさと合体することで気になりにくい。甘さも上々。ただ『明治ロカボーノ カフェラテ』には登場しなかった難消化性デキストリンが入っているので、腸の弱い人は注意だ。健康な人ならもちろん何の問題もないが。

 

1勝2敗の結末。フルーツ牛乳ライクな味わいが楽しめる『明治ロカボーノ フルーツラテ』に感動!

今回、圧倒的なインパクトを与えてくれたのは『明治ロカボーノ フルーツラテ』。しかも果汁が10%未満としっかり入っているところは、原点のフルーツ牛乳より優秀だ。フルーツ牛乳ファンなら、一度は確認することをお勧めする。

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