100年使えるかもしれない? そんな電球が誕生した。KKテクノロジーズ株式会社(東京都小金井市)から発売された『タフらいと101(ワンオーワン)』(小売希望価格 税込10,000円)は、101年以上の使用に耐えることをその名で表現した、すべて日本製のプレミアムなLED電球だ。
プレミアムなLED電球は、外箱だってプレミアム
白熱電球よりも長寿命を誇るLED電球。10年もつといわれているが、実際の寿命はせいぜい4~5年。その点『タフらいと101(ワンオーワン)』(口金:E26・明るさ:900lm・直径55×105mm・消費電力8.5W)は理論上の寿命30万時間を誇る。点けっぱなしでも34年間もつのだから、ロマン溢れる逸品ではないか。
さながらiPhoneが入っているようなシンプルかつ洗礼された美しいデザインの外箱にまず驚かされる。筐体部分は放熱効果を考えたアルミ製だが、その質感がまた、プレミアムな印象に一役買っている。
なぜ『タフらいと101』は、超長寿命を実現できたのか?
『タフらいと101(ワンオーワン)』という商品名は、101年を超える使用に耐えられるようにと願いを込めて命名された。そもそも、なぜ従来のLED電球は数年で切れてしまうのか? その理由は、LED電球内の「電解コンデンサー」が熱に弱いため。そこで『タフらいと101(ワンオーワン)』は電解コンデンサーを使用しない設計で作られた。世界初、日本でも唯一の電球なのだ! 長年の使用を想定して、電球部分もプラスチックではなく、劣化の少ないガラス製。
理論上の寿命は30万時間なので、1日あたり8.2時間の使用であれば、まさに100年使える計算。童謡の「大きな古時計」のように、家族の暮らしを見つめ続けてくれるロマンがあふれている。オン/オフについても、300万回まで耐える設計だから、気兼ねなく使える。
上位モデル、その名も『タフらいと101 プレミアム』(口金:E26・明るさ:900lm・直径55×105mm・消費電力8.5W・小売希望価格 税込15,000円)は、発する光がより自然な太陽光に近い、Ra90以上の高演色バージョン。筐体部分のアルミ合金がゴールドに輝き、見た目の高級感も増している。ゆっくりと落ち着いてくつろぎたい書斎や、来賓を迎える客室などにふさわしいデザインだ。
家族との暮らしを見守ってくれる、100年の光
電球本来の性能、発光の美しさも完璧。おためし新商品ナビの担当カメラマンも「フリッカーが一切起きない」と太鼓判を押す。
電球では類を見ない「10年保証」がついており、メーカーの自信が窺える。『タフらいと101』ユーザーは、買い替えや付け替えの手間から解放されることだろう。
ちなみに、カリフォルニアにはギネス登録もされた“100年電球”が存在するという。技術的には長寿命化できるのに、メーカーが買い替え・普及を目的に“壊れやすく”作っているのでは? などという説もあるとか。
この『タフらいと101』が本当に100年持つ電球なのか、家族代々で見届け人になるというのも一興だろう。新たなる門出を長く照らし出すという意味を込めて、新築祝いや結婚・出産などのプレゼントにも最適では。メーカー担当者によれば、近日中に日付や名前を刻印できる“名入れ”サービスも開始予定とのことだ。比類なき実用性とコレクション心をくすぐるステータスとを両立した、魅力あふれる逸品だと感じた。