『ゴールデン オレオ バニラクリーム』今までの常識を覆す、苦みゼロの金色オレオとはどのような味なのか!?

「オレオ」といえば、少し苦みのあるココアクッキーに、バニラクリームを挟んだ定番中の定番クッキー。そんな「オレオ」に、日本上陸30周年を記念して『オレオ ゴールデン バニラクリーム』が仲間入り。大森南朋が出演するCMでも注目を集める話題の品をさっそく食べてみた!

多国で人気商品が、満を持して来日!日本人向けにアレンジも

昨年、ヤマザキナビスコ(現ヤマザキビスケット)からモンデリーズ・ジャパンとライセンスが移行したことでも話題となった「オレオ」。発売された『オレオ ゴールデン バニラクリーム』(18枚入り・税別220円・2017年3月6日発売)は、2004年にアメリカで発売されて以来、実は多くの国で愛されてきた定番商品なのだそう。

今回、日本上陸30周年を記念し「オレオ」の誕生日である3月6日についに上陸。日本人の好みに合わせて、甘さ控えめのバタークッキーでバニラクリームを挟んでいるという。

『ゴールデン オレオ バニラクリーム』は、おなじみの青色と、今までのイメージにはない黄色が印象的なパッケージ。“Milk’s Favorite Cookie”とのキャッチコピーがあるように、 “オレオのおいしい!たのしい!3ステップ”として、ミルクで食べる“Twist(ひねって)、Lick(なめて)、Dunk(<牛乳に>放り込む)”をオススメする説明書きがある。ちなみにヤマザキナビスコ時代はLick部分がScoopで、外した片方でクリームを”すくう”食べ方を推奨していた。

 

 

ライセンス移行の際に賛否両論あった「オレオ」の中国産問題。『オレオ ゴールデン バニラクリーム』も、やはり原産国名は中国。ただし、日本産でないことに不安を抱く人のために、自社工場で製造していることがしっかりと明記されている。ちなみに2枚で109kcalと、油断ならないカロリーであることもお伝えしておく。

 

ゴールデンだけどゴールデンじゃない!? 気になる味は…

箱を開けると、9枚入りのパックが2つ。開封すると…あれれ? 普通のビスケット…!? ゴールデンと聞いて、さすがに光り輝いてはいないだろうはと思っていたが、あまりに普通のビスケットであり拍子抜け。

サイズはいつもの「オレオ」と同じ。ビスケットの表面はオレオ特有の細かな花模様で、たっぷりとバニラクリームが挟まっている。

では、いただきます! なるほど、甘さ控えめのザクザクとしたクッキーに、バニラの香りのするしっかりとした甘さのバタークリーム。そりゃ合うよね~という感じ。クッキーは甘さ控えめだが、やはりいつも味わっている「オレオ」の苦みがない分、どうしても甘く感じてしまう。

続いて、CMでもパッケージでもオススメしている牛乳に浸す方法を試してみる。まずはビスケットを剥がして、クリームだけを食べてみる。これは恐らく、普段の「オレオ」と変わらない。

いよいよ、牛乳にIN!! 一口食べると…またまた、あれれ?『オレオ ゴールデン バニラクリーム』を牛乳に漬けたそのままの味しかしない…。ネットで調べてみると、牛乳をたっぷり吸わせて食べることがポイントみたい。ということで、もう少し長めに浸してみる。

これは!サクサクからしっとりへと食感が変わっておもしろい!!牛乳によって、クリームの甘さが抑えられているようにも感じる。

 

が、やはり長年、あのココアバージョンの「オレオ」に慣れ親しんだ記者。あのほろ苦さがないので、どうしても物足りなさを感じてしまう…。もちろん、通常のクリームサンドクッキーだと思えばおいしいことは間違いない。しかし、正直、どこかで食べたことがある味という気持ちも否めない…。そう考えると、ココア「オレオ」って唯一無二の存在なんだと改めて気付かされた。

『ゴールデン オレオ バニラクリーム』は、全国のスーパーやコンビニなどで発売中。今までのオレオとは全く別物なんだという意識を持った上で、食べるのが正解かもしれない。

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中村あさか: