「死ぬまで飲もう」と酒盛りのアル中の男女、本当に死亡 焼酎48本の空き瓶が現場から回収

「死ぬまで飲もう」と言い交わし、11日間にわたって酒を飲み続けた男女のうち、女性が死亡する事件が起きた。2人はアルコール依存症だったという。

この事件が起きたのは今月29日、韓国の旌善郡のホテルの一室。その部屋を借りていた男性から、連れの女性が死亡したと男性の母親へ電話が入り、母親からの通報で警察が駆けつけた。そして部屋のトイレで死亡している女性(44歳)が発見されたのだ。

警察が現場の検証をしたところ、焼酎の小瓶360mlが32本、焼酎の大瓶1.8リットルのものが6本発見された。警察の発表によれば、この男女はアルコール依存症治療センターで意気投合、交際をしていたという。

悲劇やのう…。

2人は今月19日よりこのホテルに滞在、「死ぬほど飲もう」といって11日間も酒盛りを続けていた。その間、女性は一度も外出することはなく、男性が酒とつまみを買うために、2回ほど外出するだけだったという。

また「死ぬまで」というのはあくまで“大量”ということの比喩表現であり、男女ともにこのような事態は想定していなかったというから、悲劇でしか無い。現在、女性の死因を確認するため、遺体は韓国の国立科学捜査研究に送られているという。

文/高野景子

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