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『ペヤングソースやきそば味ふりかけ』そのまま食べると驚きの再現度。しかしご飯にかけてみるとなぜか…!

東日本を中心に人気の高いカップ麺商品、まるか食品の「ペヤングソースやきそば」。その味の虜になっている熱狂的ファンのために、ご飯でもその味が楽しめるのが『ペヤングソースやきそば味ふりかけ』だ。

まだまだ珍しいソース味のふりかけ。それもペヤング味というから、気にならずにはいられない!

ベーシックな商品の他にドラえもん、機関車トーマス、宇宙戦隊キュウレンジャーなどのコラボ商品を生み出しつつ、最近では湖池屋「わさムーチョ」や「スコーン」もふりかけ化してきた、昭和15年創業の老舗ふりかけメーカー・ニチフリ食品株式会社(静岡市清水区)。


その次なるターゲットは何とペヤング。その名も『ペヤングソースやきそば味ふりかけ』(25g・希望小売価格 税抜130円・発売中)。あの独特の香ばしさの「ペヤングソースやきそば」を、ご飯にかけて食べられるように仕上げてしまった。とはいえ麺は入っていないので、念のため。


カップ商品では液体で提供されるソースももちろん乾燥済。ビーフ調味料と別袋で添付されるあおさはすでに入っているが、海苔を使ってしまうとふりかけ寄りになり過ぎてしまうということで、あえて排除。その上でペヤング味の決め手となっている紅生姜を増量して再現度の充実を図った。

 

それでは実際にどの程度の再現がなされているのか、食べてみよう。

ペヤング味とは何なのかということを考えさせられる問題作。ソース味のふりかけとしては美味しいが…


試しにそのまま食べてみると、その再現度の高さに驚いてしまう。「ペヤングソースやきそば」を作る際に、しっかりと湯切りできた時のようなガツンと濃い味わい。これは美味しい。期待せざるを得ない。


そしてふりかけなので、熱々のご飯を用意し、ササッとふりかけてみる。熱せられた香ばしいソースの香りがたまらなく食欲をそそる。それではご飯とともに食べてみよう。


あれ!? 思ったほどにはペヤング感がない。確かに香ばしいソースの香りも旨味のある味わいも美味しい。だが、もう一つペヤングかというと首を傾げてしまう。原材料名を確認していると、その理由が薄々わかった。そのトップに書いてあるのは、パン粉なのだ。内容量の多い順に明記しなくてはならないという原則に則ると、そのまま食べた時のメインはパン粉。つまり小麦粉なのだ。つまり麺と同じ原料である。


しかしご飯にふりかけてしまうと、そのパワーバランスは崩れ去る。ライスの味わいがパン粉(小麦粉)の味わいを凌駕してしまうのだ。そのため一気にペヤング感が下がってしまうのだ。


言ってみればお好み焼きやたこ焼きをおかずにご飯を食べた時のような感覚。つまりペヤング味にとって、小麦粉の味わいは非常に重要度が高かったということだ。

普通に美味しいふりかけではあるが、ペヤング味を期待するといささか拍子抜けするかもしれない。ただふりかけとしての機能は充実しているので、様々な応用も効きそうだ。記者的にやってみたいのはこれを「ペヤングソースやきそば」にかけて、濃厚ペヤングにして食べてみるのも一興だと思うのだが…。

入手は全国のスーパーや、公式オンラインショップ「でりふり」などで可能だ。

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清水 りょういち: