カプレーゼ、イタリアン餃子、トマトチーズ鍋…。今やトマトとチーズは切っても切れないほど固く結びついていると言っても過言ではないだろう。そんな女子ウケ間違いなしの組み合わせと日清食品の「カップヌードル」がコラボレーション。トマトの酸味とクリーム感が絶妙な『カップヌードル クリーミートマトヌードル』が新発売された!
香り高いイタリアンな新感覚ヌードル!
“クリーミートマト”と聞いたらば、何を思い浮かぶだろうか。まず初めに思い浮かぶのが、スープやパスタなどのラーメンとは対照的と言っていいような洒落乙な料理ではないだろうか。
しかしもう数年前から、トマトとチーズのイタリアンな具材とラーメンの相性が良いことから、都会を中心にイタリアンラーメンが話題を呼びつつある。
そんな流行を逃すわけがなく。「カップヌードル」から発売された『カップヌードル クリーミートマトヌードル』(78gうち麺60g・希望小売価格 税抜180円・2017年2月13日発売)を早速食べてみることにしよう!
断っておくが、記者はトマトとチーズが大好物なため、やや辛口になってしまうかもしれない。
さて、期待に胸膨らませながら蓋を開けると、チーズがゴロゴロ。
そのほかに具材は、ベーコン風味ビッツ、トマト、コーン、ピーマンが入っているため、ピザのような香りがする。
お湯を注いで待つこと3分。朱色のトマトスープの上にとろけたチーズが浮いている。なんとも素晴らしい光景が広がり、思わず歓声をあげてしまった。
麺にチーズを絡めて一口。バジルやパセリが鼻に抜け、トマトの甘酸っぱい酸味の中からクリーミーなチーズが顔を出す。
しかし意外と味が薄い気がしたので、麺とスープをかき混ぜてみた。
混ぜると、チーズはあっという間にスープに溶けてしまい、少しだけ残念な気分になったが味はどうか。
ふむ…混ぜてしまうとチーズの風味は消えてしまい、トマトスープの味しかしない。もちろんこれはこれでかなり美味しいのだが。
チーズの味はしないが、クリーミーで酸味がきいたトマトスープが麺によく絡んで、ちぢれ麺のパスタを食べているのではないかと錯覚に陥ってしまう。
しばらく食べ進めると、フライ麺の油が染み出しこってりとしたスープに変わる。これはこれで好きな人も多いだろうが、トマトのさっぱり感がなくなってしまい、記者としては違和感を覚えた。
麺を食べ終わり、残ったスープを見て、迷うことなくアツアツのご飯をイン。やはり油っぽさはあるが、締めのリゾットでお腹も心も満たされた。
まとめ:最後の一滴まで楽しんで食べてほしい!
フライ麺の油にトマトが負けてしまっていたが、ラーメンらしいこってり感を味わえる。チーズが好きな人ならさらにチーズを加えたり、自分なりのアレンジをしても面白いだろう。