搾乳機が爆発?空港でママさんにテロリスト容疑 空港職員たちの乳搾り要求が酷いと話題に

ドイツの空港で、一人のママさんがとんでもない目に会ったと報道され、大きな反響を呼んでいる。授乳期の赤ちゃんをもつこの女性、彼女が持っていた搾乳機(母乳をしぼる機器)が爆発物だと勘違いされ、拘束されたうえに酷い扱いをされたというのだ!

イギリスBBCニュースが伝えたところによれば、先月26日、ドイツのフランクフルト空港で事件は起きた。パリに行きの飛行機の乗ろうとした、シンガポール国籍の女性(33歳)が保安検査を受けたところ、カバンの中から謎の機械が…。

といっても搾乳機なのだが、保安検査のスタッフたちはこれは爆発物なのではないかとして、彼女を拘束したうえ調査室に連行。たまたま彼女が子供を連れていなかったもあり、彼女がいくらその機器の目的を話しても、誰も信じようとしなかったという。

この“被害者”の女性によれば、疑わしい眼差しで「本当に子供がいるのか」といった質問を投げかけ続けた上に、女性警察官の前で上着をぬぎ、実際にこの機械を使って「搾乳してみろ」といったハラスメントが行われたという。

搾乳機が爆発?

空港警察側はこの行為を否定しているが、「ワタシのような被害者が二度と出てはならない」と女性は激しく抗議をおこなっており、訴訟も辞さない構えだ。

文・関本尚子

編集部: