TV毎日3時間みる人、しない人の半分の脳の速度 しかも認知症リスクは2倍に高まる

テレビよく見る人は、通常の半分の脳の処理速度…まじか!

今日もつかれた〜と言っては家でTVやスマホをみてゴロゴロ、そんなあなたの脳の速度はかなり遅くなっている、そんな研究が話題になっている。「米国医師協会精神医学ジャーナル(JAMA Psychiatry)」に発表された認知症に関するものだ。

■TVゴロゴロの人は認知症リスク2倍

サンフランシスコ退役軍人健康研究所のチームが、18〜30歳の成人男女3247人を25年間追跡調査した結果、1日平均3時間TVを視聴して運動習慣を持たない人は、運動する人にくらべて、認知症のリスクが2倍もあると判明。

歳をとる前からボケているような状態ってこと!?

■TV見る人の、認知処理速度はたったの56%

認知症といっても先の話でしょ…と安心するのはまだ早い。1日平均3時間テレビを視聴して運動習慣を持たない人は、適度な運動を行いTV視聴時間が1日3時間未満の人より、脳の認知処理速度と実行能力が低かった。それは約2分の1、認知処理速度は65%、実​​行能力は56%ほどしかなかったのだ!

■ネットゴロゴロの場合は…まだ

ロサンゼルス(LA)タイムズをはじめとする外信がこれを報道、多くの人びとに戦慄を与えている。今回はTVと運動を変数にしての調査であり、ネットについてはまだ不明なのだが…、毎日ネットみてゴロゴロしている筆者も、最近なんだか、頭の周りが遅いような…。

文/関本尚子

編集部: