美容業界におどらせられてツルピカワキを目指す日本女性、世界的に見れば時代遅れ? 海外のうら若きギャルたちにはワキ毛をあえて剃らなかったりどころか、カラフルに染めたり、今度はラメパウダーで光らせたり、そんなブームが到来中。
■キラ☆ワキは新たなトレンドに
海外メディアやSNSで盛り上がっているのは「Glitter pits」、超訳すれば「キラ☆ワキ」というところだ。Instagramなどで「#glitterpits」のタグで調べると、けっこうなキラ☆ワキが出てくるのだが、このブームの源流も興味深い。
■ツルワキよりもジョリワキを目指した女性たち
元々アメリカなどの海外でも脱毛されたツルワキが良しとされていたのだが、そういった社会的規範や、美容業界や広告業界などがあおるツルワキ=美しさへのアンチとして、ワキのヘアをあえて伸ばすムーブメントが起きた。
またそういった中からは、政治性やメッセージ性を伴わないファッションとして、ワキ毛を染める女性たちも出現。お騒がせセレブ歌手として知られるマイリー・サイラスが、カラフルなワキ写真をSNSに投稿するなどして話題になっている。
■ワキの下をゴージャスでラグジュアリーに
そういった流れをくんでいるワキによる女性たちの主張や遊びの一貫として、今回の「Glitter pits」が登場したわけだ。ワキにゴージャスなラメパウダーをまとわせることで、新しいメッセージとファンションを生み出すことに成功している。金や銀色にとどまらず、黒や赤のパウダーを身に着けている人も。
ただし、気をつけないと、ただワキの下にごま塩が塗りたくられているようにみえるだけ、ってこともあるので要注意だ!
文/関本尚子