ゴミ山から五輪の銅メダルが発見、持ち主不明のまま 銅メダルの原価300円に、所有者絶望?

メダルの材料的価値は意外にない?

本人にとっては栄光だったはず…、だがオーストラリアのメルボルン市路上で、ゴミの山からオリンピックメダルが発見され、所有者不明のまま5ヶ月間放置されている。

今月6日、現地メディアが報じたところによると、今年6月にメルボルン市リングウッドノース住宅街にあったゴミの中から1952年のヘルシンキオリンピック銅メダル、及び1948年ロンドンオリンピック参加のメダルが発見。

メディアの報道で話題になったものの、いまだ持ち主は不明のまま。オーストラリア国民のものかどうかもわからないといい、外国人が捨てていった可能性も否めないという。

びみょうに切ない話だ…。

この事件であらためて浮上したのが、その原材料費。金メダルで5万〜4万円、銀メダルで3万〜2万円(相場変動に影響)。銅メダルに関しては、その成分の97%が銅であり、200円から300円程度だと言われている。

ネット上では「売りたくても安すぎて捨てたのでは」といった説も浮上してしまうありさまだ。とはいえメダルは原価の問題ではなく本人にとっての栄光の問題だ。捨てたのだから、そこにはそれなりの事情もありそうだが…。

文/高野景子

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