世界ポケモン大会で無差別殺人テロ寸前、容疑の男2人拘束 「虐殺ポケモンハンター」に参加者ら震撼

大会は無事行われたが、その裏で…。

先週末にアメリカ・ボストンで開催されたポケモン世界チャンピオンシップだが、その裏で、同大会で無差別殺人を企てていた18歳と27歳の男が逮捕されていた。

■容疑者は18歳と27歳の男

逮捕されたのはケヴィン・ノートン容疑者(18歳)と、ジェームス・スタンボ容疑者(27歳)。2人はSNSに「大会をぶっ殺せ」といった書き込みを行っており、当局にマークされていた。

容疑者らは「12番径ショットガン(12‐gauge shotgun)」、ゴルゴ13でお馴染みのアーマライト社製「AR-15自動小銃」などの写真もSNSにアップしていた。

■下見に訪れたところを逮捕

そして今週木曜、容疑者ら2人がボストンに入り、現場を下見しに行くところを警察当局によって逮捕された。逮捕時にはレミントン社製のショットガンや数百の実弾、またハンティングナイフなどが押収された。

■サトシさんらは無事

犯人らはポケモンへの恨みがあったわけではなく、その目的について現在厳しい取り調べをうけている。この「虐殺ポケモンハンター」に対して、海外の多くのポケモンハンターから非難の声があがっている。また当日の参加者たちからは「本当に逮捕されてよかった」といった安堵の声がもれている。

文/高野景子

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