愛犬、2年後にクマだったと判明 飼い主「そういえば気が荒かった」

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まあ可愛い犬!じゃなくてどう見てもクマですよね。
まあ可愛い犬!じゃなくてどう見てもクマですよね。

みなさんは、犬とクマの区別はつくだろうか? 当たり前? いやいや、中国では2年間も可愛がっていた犬が、実はクマだったことに気づいた男性が話題になっているのだ。

■ベトナム市場で購入した可愛い黒犬

2013年、中国南部のバナナ農家で働くワン・カイユーさんは、ベトナムの市場で2匹の子犬を買ってきた。黒くツヤツヤとした毛並みでまるまるとして可愛い様子だったという。エサもなんでもよく食べて、人にもなつっこく皆から愛される性格だった。

■性格がだんだんやんちゃに

ただ、飼い主としては次第に、犬としてはちょっと“やんちゃ過ぎる”なぁと思っていたという。ある時は、むちゃくちゃになった鶏などを持ち帰ってきたし、だいぶ力も強い様子だった。(ちなみにこの2匹、放し飼いだったようだ!)

これは犬に見えなくもない…。
これは犬に見えなくもない…。

■「うちの子たち、犬じゃないの…?」

だがワンさんは、ある日近所の警察が張り出した自然保護のポスターを見ていて驚いた。うちの犬に似ている生き物が映っているが、どうやら犬じゃないらしい。周囲の人のアドバイスもあり気づいた「うちの2匹はクマ?」と。

そんなこんなで2匹は通報されて、動物保護施設に送られることになったのだ。この2匹、オスとメスで健康状態は良好だとのことで、両方ともそれぞれ体重も50kg。…って、そんなに大きく育つまでワンさん犬だと思っていたの!?

文/高野景子