日本の離婚率は2.9組に1組、主要国のなかでは6位と、高水準にあることが、厚生労働省が2015年1月1日に発表した『人口動態統計の年間推計』により判明した。また株式会社ネオマーケティング社が今年5月の調査によれば、結婚10年以上の女性で相手に「とても愛情がある」と回答したのは、たった14%だった。
■指輪選びが結婚生活に大きく影響
では離婚しない夫婦、愛情を持ち続けている夫婦にはなにかがあるのだろうか? その一つにエンゲージ指輪、結婚指輪が重要な意味を持ってくるという。多くの男女の離婚問題を扱ってきた都内の弁護士によれば
「指輪をぞんざいに扱っているご夫婦は離婚しやすい印象がありますね、奥さんが指輪をアクセサリー入れにしまいっぱなしみたいな(笑)。ちゃんと定期的に身につけたり、手入れをしているような指輪を持っているご夫婦は安心と言えます」という。
同氏は、結婚指輪をつけたりして意識することにより、パートナーを思いやる気持ちが強くなるのではないかと指摘。ダイヤモンドが「永遠の輝き」をうたっているように、指輪の輝きは男女を結びつけ、愛情を呼び覚ます力があるとも言えるのだ。
■飽きが来ない「本物」こそが重要
だが、そのためには飽きがこない「本物」を持つことが重要なのは言うまでもない。しかしそんなものを選びたいと思っていても、素人には難しいのが実情だ。大手デパートの宝飾店のベテラン男性スタッフに話を聞いてみると
「ダイヤモンドでいえばダイヤの品質、カットや研磨とにかくこだわっているところがいいですね。たとえば自社一貫生産しているようなところは、ムダなコストを下げるかわりに、その分ダイヤモンドの質がよくなる。同じ価格帯のダイヤモンドでも比較して見ると、その差に驚く」という。
■日本では知る人ぞ知る名門ブランドがあった
この男性スタッフの話のなかで登場したブランドとしてはいくつかあり、『エクセルコ ダイヤモンド』などが、それにあたるという。
エクセルコはベルギー王室など世界中で愛されるブランドで、ダイヤモンド研磨の名門トルコウスキー家が1919年に創りだした、ダイヤを一番美しく見せるという「アイディアルラウンドブリリアントカット」を採用している。これは最もダイヤを輝かせるカッティングと称され、現在でも9割のダイヤモンドに施されるという 。まさにジュエリー史上に名を残す名門のブランドとも言うべきものだ。
日本ではなじみがない印象だが、取り扱うダイヤモンドは、宝石用ダイヤ原石の中でも1%に満たない、正八面体の形状を持つ希少な原石だけを厳選して使用。カット評価では、プロポーション、ポリッシュ、シンメトリーの3項目いずれも最高位の“トリプルエクセレント”のみを製品化。ダイヤモンド原石の買付からカット・研磨(通常の4倍のカット工程)、デザイン、販売までマニュファクチュール(自社一貫生産)で行う数少ない本格派ブランド。ジュエリー業界では名門的な存在。ブライダルリングでは珍しく男性用リングのデザインにも拘っており、海外の男性の王族にも愛されている。
■“本物”をあつかうブランドはわずか
「このエクセルコのように“本物”のダイヤモンドを扱っているブランドは、そんなに多くはありません。ダイヤモンドが永遠の輝きというのは本当。そういう本物を購入されたお客様は、ご夫婦として幸せが続く場合が多いように、私たち業界の者も感じています」(同前)
結婚の幸せを本物にするには、やはり“本物”が必要なのだ。
参照/エクセルコ ダイヤモンド
文/高野景子