健康ドリンクシーンで熱い「碁石茶」の味がすごい! 乳酸発酵で酸っぱ〜!!! でもそれで老化防止&代謝促進も!!!

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こんなお茶が、健康マニアたちの間で密かにブーム!
こんなお茶が、健康マニアたちの間で密かにブーム!

銀座にある高知県アンテナショップで発見! 名前も不思議な「碁石茶」がバカ売れ。健康になりたい都民がこぞって購入している。

デザインも健康的な感じです〜。
デザインも健康的な感じです〜。

■墓石ではなく碁石

「碁石茶」は高知県大豊町に昔から伝わるお茶で、独特の風味をもっ微生物発酵茶。蒸す、寝かす、漬ける、切るといった碁石茶を作る工程の最後、乾かす作業において‘’むしろ‘’に広げて干した様子が碁盤に碁石を並べた形に似ているところがそう呼ばれており、間違っても‘’墓石‘’茶ではない。筆者はそう空読みして、「え? 墓石から作ったの? いや、墓石に入りそうな人のためのお茶・・・」など思ったことは、ここだけの秘密である。(本当にすみません!!)

内容物はこんな感じ。
内容物はこんな感じ。

■健康効果バツグン

先にも書いたように、碁石茶は発酵茶。緑茶を漬物と同じように漬け込んで発酵させており、乳酸菌がたっぷり。つまり、代謝の促進や便秘改善、老化防止、コレステロールを下げる働き、動脈硬化症の予防にも有効。信州大学の農学博士・保井久子氏は「碁石茶にはウイルスが侵入してくる入り口をブロックする効果がある」と語り、ウイルス感染を防ぐ効果も期待されているのである。

■爽やかなすっぱさ

パッケージには「からだが喜ぶすっぱさがあります」と書いてあり、「お茶ですっぱいって何?」と試飲。匂いも味も独特だが、どことなくウーロン茶のような、でも最後に爽やかなすっぱさが抜ける、おいしいお茶だ。ウーロン茶に梅干しなのか漬物なのかを入れておいたらこんな味になるのか?という感じの、軽いすっぱさ。思っていた以上に飲みやすい。

そんな健康ドリンク「碁石茶」は、テレビ番組『世界一受けたい授業」で紹介されたこともあり、大人気商品に。アンテナショップでも「碁石茶ティーバックはお一人様2点まで」という張り紙に、「茶葉の入荷は4ヶ月先以降の予定」と、あまりのバカ売れに品切れ寸前。大豊町以外、全国どこにもない独特の製法で、現在この伝統を守り続けている農家は10軒にも満たない。買うなら今しか! 飲めば健康、墓石に入るのは遅くなりそうだ。

文/新井華子