関西の立ち食いそばチェーン・阪急そばが発売をして話題をよんだ、フライドポテトをそばに乗せた「ポテトそば」が関東でも大きく広がり「戦争」の様相を呈している。その先鞭をつけたのは小誌既報のとおり関東の一大立ちそばチェーン・富士そばだ。
■ポテトそば提供店が増加中?
「“ポテそば”名義で当初は神田店や渋谷店などの一部の店舗のみでの販売でしたが、話題になるやいなや吉祥寺店など販売店舗を広げています。また他のインディーズ立ち食いそばチェーンでも、このポテトそばのブレイクに便乗しようという流れが起きていますね」(立ち食いそばに詳しいフードライター)
■参入障壁が低いポテトそば
実際、すでに秋葉原駅構内にある立ち食いそば「田毎」は販売に踏み切っている。立ち食いそば店は天ぷら用のフライヤーを備えているため、業務用の冷凍ポテトさえあれば、このメニューの提供が可能。参入障壁が低いのだ。
■本家はポテトカレーそばをリリース
「すでに元祖である阪急そばはカレーをトッピングしたポテトカレーそばを提供し、話題になっています。都内でも追従したメニューが出るのは間近でしょう。ポテトそばの提供店が増加、さらにメニューのバリエーションが増える可能性が高い」(飲食業界誌編集者)
また朝日新聞にもポテトそばのブームについて一面で紹介されたため、認知度もあがり、さらなる広がりを見せそうな勢いだ。さらなる進化をぜひとも見せていただきたい!
文/鷹村優