牛丼チェーン松屋が現在開催中、「春のよくばりカレーまつり」に大本命となる新メニューが参戦。4月16日より発売された「ごろごろ煮込みチキンカレー」(590円)だ。チェーン店のカレーといえば肉がほとんどない印象だろうが、これは真逆。肉が多すぎて、ルウがかすむほど!
■客の半数以上がこれを注文!!!
発売直後10時半頃に都内松屋を訪れると、店内の客8名のうち5名がこれを食べている。そして妙に口の動きが大きいなあと見ていると、それは納得、みんなこの“ゴロゴロ”な肉を食べているからだ。ざっくり大きくカットされたチキンなだけに、どうしても口の動作が大きくなるというわけ。
■みんな至福の顔でゴロゴロカレーを食べていた
また約6割以上の客がカレーを頼んでいるせいもあり、店内にカレールウのいい香りがする。しかもいつもより肉の香ばしさがあるような。オーダーが入ってからルウで鳥肉を煮込んでいるのか、出てくるまでの時間は、ふつうのカレーや牛丼よりも長いのだが、その待つ時間がまた楽しい。だって、周囲のおっちゃんたちが、とっても美味しそうにこのゴロゴロカレーを食べているから。
■肉の大きさがハンパじゃない
待ちに待ったカレー、鳥肉が大きいけれど柔らかくてジューシーでとっても美味い。ルーも肉にしっかりと染み込んでいるようだ。チキンそれだけをもぐもぐ食べても、ああ幸せ。
そして頬張った状態の口に、さらに米をはこんで食べるのだ。肉汁とごはんとカレーが混ざり合うと、これは至福。肉が多いってそれだけでもう嬉しい。いくら飽食の時代になったとはいえ、肉が多い=幸福、これは真理なのかも!
この「ごろごろ煮込みチキンカレー」は期間限定商品、この幸せな味を堪能できる期間が決まっているとは寂しいかぎり。
文/高野景子