読み間違えるとヤバすぎる名前のお茶、健康によくて美味くてしみじみ… 作っていたのはおばあちゃんでした…

読み間違えたあなた、心がアレですよ!

徳島の物産館にて、ふと目についたペッドボトル。そのラベルには「ろり茶」と書いてるではないか!そんなヲタの心をくすぐるお茶とはどんな飲み物なのか。いや待て、これを持ってレジに行くのは、セクシーな本を店員に見られるのを同じくらい恥ずかしいことではないのか。そんな想いが頭をよぎりながら手に取ると…。

■伝統製法による発酵茶

こちらのお茶、正式名称は「いろどり晩茶」。そう、ただ単に縦読みしていただけだった。あれほどまでに高鳴っていた心臓が、急速な安定心拍数に戻ったことはおいておいて、よく読んで見ると、徳島県上勝町に古くから伝わる製法による発酵茶とのこと。

健康に良さそうです。

■高血圧、糖尿、アレルギー疾患の改善を手助け

さらに調べを進めると、腐った心は決して改善されないが、アレルギー疾患を改善する作用があるらしい。晩茶を茹でて、揉み、樽に漬け込んで植物性発酵させた後、天日で乾燥させるという独特の製法で、カフェインが少なくなり、大学などの研究で高血圧や糖尿にも効果があると判明、新聞でも掲載されている。また、抗アレルギー作用のある抗ヒスタミン薬と併用してこの阿波晩茶を摂取することで、強力な抗アレルギー活性を持つことも、徳島大学院福井教授の研究で明らかに。つまり、健康維持に役立つお茶。

■いろんな意味で心を改善してくれるかも

そんな伝統製法が伝わる徳島県上勝町は、元気なおばあちゃんが葉っぱを生産販売する町。腐った筆者は、どこか後ろめたさを感じながら、やさしい甘みの味わいに癒やさたのは言うまでもない。おばあちゃんごめんなさい。お盆には帰ります…。

いろどり晩茶500mlは、定価150円で販売。ペッドボトルのほか、ティーバックなどの販売もされている。

文/新井華子

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