羽田空港で搭乗3分前にかきこめる「ぶっこみ寿司」が豪華すぎて美味っ!

※羽田空港で最速かつ豪華に食べられるのが「ぶっこみ寿司」。

■世界最速飲食かつ豪華な寿司にびっくり!

空港に搭乗時間ちかくに到着、微妙に時間があるけれど、店に入るほど時間はない…空弁…か? というちょっと慌ただしい中、搭乗ターミナル内にあって、ちゃちゃっと食べられて、おまけに豪華でめっちゃ美味い寿司がある。本気なら3分で食べられるから、立ち食いそばを食べるよりも早く楽しめる。

その名も「ぶっこみ寿司」。羽田空港第一ターミナル内にある立ち食い寿司の店「又こい家」で出している。“ぶっこみ”かつ“またこいや”、日本が世界にほこるヤンキーイズムや婆裟羅感を感じさせるから、海外のお客さんにクールジャパンを味わわせるにもうってつけ。寿司がかつてファーストフードだったことを忘れていない、日本的なオラオラな勢いのあるメニューだ。

※羽田空港第一ターミナル内の又こい家。

■シャリなんて飾りです!な異形の美味さ

このお寿司の中身は写真の通り、もう美味しいものしか乗ってない。けっこう大きめのプラ皿に、シャリはちびっと(3貫ぐらいだったか?)。そしてイクラ、マグロの中落ち、カニの身、ウニがもう適当すぎるでしょ! ぐらいにどばっとてんこ盛りに乗ってくるのだ。

時間があれば醤油皿に刺し身たちをちょびちょびつけながら、ビールを飲めば楽しい。んで、時間がなかったら、これに醤油をかけまわしてかきこめばいい。こうなるとウニもイクラも中落ちも、飲み物だ。それぞれ数噛みしてから、ウニを飲む、マグロを飲む、イクラを飲む、こんなに楽しみ方があったんだなと。

■3分で消えてしまう、儚すぎる寿司

たぶん、世の中で一番スピーディーかつ、豪華に食べられる料理。『こち亀』の中川や麗子にとっての立ち食いそば的なポジションの食べ物なんじゃないかなあ。それなので、我々庶民にとっての唯一のネックは値段がたっかいこと。一皿1800円。でも3分で消えてしまうという儚さ。ふつうなら絶対食べんですわ。

それでも、こんな豪華な後味で、飛行機に乗るともう旅や仕事はどうなってもいいと思うほど。飛行機に乗って遠くに行く慌ただしい中で、異常な魅力を発揮する寿司なのだ。ちなみに出てくるまでの時間は考慮していないので、ご注意ください!

文/関本尚子

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