ニンテンドー3DS発でアニメも大ヒットしている「妖怪ウォッチ」(テレビ東京系)。妖怪、幽霊、都市伝説などホラーアニメのモノと言えば「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズや妖怪人間ベムなどがあったように、数々の名作が存在した。残暑きびしく、妖怪ウォッチブームの今こそ観たい作品はこれ!
「ハイスクールミステリー学園七不思議」
オカルト漫画の礎を築いたつのだじろう先生原作で、1991年から92年まで、全41回で放映された伝説のホラーアニメだ。剛力彩芽さんそっくりの美人女子高生・一条みずきが主人公で、学校でおこる様々な怪奇現象を報告していくストーリー。だが、いじめ、自殺、スクールカーストなど、学校ならではのテーマから生じる怪奇はどれも陰惨な結末をむかえる。当時観ていてひきつけを起こした小学生も続出したほどのトラウマアニメ。
「怪談レストラン」
09年から10年にかけてテレビ朝日系で放映されていた、比較的新しい作品だ。松谷みよ子先生責任編集の児童文学シリーズをアニメ化したもの。アニメのストーリーは、毎回レストランのメニュー仕立てで、お化けギャルソンと他のおばけたちにより紹介される。眼鏡とニーソックスがキュートな女子小学生・大空アコが、都市伝説や民話をモチーフにした心霊現象に遭遇するというもの。話によっては背筋がぞくっとするものの、基本は楽しくみられるライトホラー。アコちゃんが可愛く、ネット上には“大人”なイラストがアップされているのが、一番こわい! ちなみにお化けギャルソン/闇のギャルソンが素敵です!
「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」
1994年より、フジテレビ系自動番組『ポンキッキーズ』内のコーナー枠にて放送された。全35話。毎回ことなる主人公の子供たちが、おなじみの都市伝説や怪談に出会うというストーリー。花子さんはナレーション的ポジションで、お話の最後では化け物にやられそうになる子供たちを「幽霊縛りアップリケ」なるもので助ける役柄。だが、花子さんが助けない回はどれも陰惨、「怪人トンカラトン」「さっちゃんのうわさ」などは小学生にトラウマを植えつけた。
「学校の怪談」
アニメの名門「スタジオぴえろ」制作で、2000年から2001年までフジテレビ系列局で放映された。小学生の宮下さつきらが、母がかつて封印した妖怪たちを倒していくというストーリー。登場する妖怪たちは首なしライダーなどの都市伝説を下敷きにしたものが多い。ほぼ毎回ヒロインがスカートをまくられ、下着が見えるシーンなどがあり、今見るといろいろ“怖い”。