野々村竜太郎議員を変えた自己啓発マルチ商法 号泣癖に後遺症説も

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号泣会見で一躍時の人となった兵庫県の野々村竜太郎県議(47=無所属)。その泣きっぷりを海外メディアも面白おかしくとりあげており、あの姿は、海外の人たちも奇異にうつったようだ。

妙な感情のたかぶり、そして泣きわめく…そんな感情の起伏は、野々村議員が自己啓発系ネットワークビジネスにかつて関係していたためではないかという指摘がされている。

野々村議員だとされる人物の、「スカイクエストコム」なる会社の名刺がインターネット上でアップされており、その名刺に書かれた文言などに注目が集まっている。

同社はロバート・キヨサキ氏、アントニオ猪木氏ら著名人の特別講演を聞くことができる、eラーニングをうたった会社。だが、ネットワークビジネスでもあり、他の人を勧誘することによって報酬を産むことができるシステムだ。また自己啓発セミナーなども開催していたと言われている。

「これは海外の会社で09年には日本を突然撤退しており、はしごを突然はずされて被害者もかなり出た。もうかったのは本国と、日本のトップにいた連中だけ。下にいた人たちはこの商法にはまり、セミナーを受けてから性格が変わってしまった、なんて家族から被害を訴える声があがっていた」(週刊誌記者)

野々村氏がこれに関係していたとしたら、議員になる前の浪人時期。ある関係者は「気づいたらやたら夢を語るし、語りながらなく人になっていた。市役所につとめていた頃も熱い男だったけど、そこまでではなかったのに」と語っている。

野々村氏を「号泣男」に変えたのは、このネットワークビジネスだったのだろうか。

文/鷹村優

編集部: