ヒップホップ・プロデューサーで実業家でもあるドクター・ドレー氏と、牛丼チェーンの松屋が、まったく理解不能なコラボレーション牛丼を発売! しかも牛丼にスパイシーなチキンが乗っただけというやっつけ感満載、それでも美味いのだ!
この謎すぎる牛丼、正確に言えば松屋×Beats。先日アップルが約3000億円で買収した、ドクター・ドレー氏が創業者をつとめるヘッドフォンメーカーとのコラボレーションから生まれたもので、メニュー名はずばり「Beats牛めし」。
先日6月28日・29日に秋葉原で開催された、ポータブルオーディオ機器のイベント「ポータブルオーディオフェスティバル」(ポタフェス)にて2日間限定で発売されたのだ。
中身といえば、ジャークチキン風と言えなくもない、チリフレーバーの唐揚げを、牛丼にトッピング。ピリ辛でジューシーな唐揚げが美味い! そして牛丼の肉とは味的にもまったく絡み合わない…。しかし悪いわけではなく、その不協和音が妙に心を惹きつけるのだ!
おまけに「Beats牛めし」、メディアでもほとんど宣伝していないし、売る気あるのかと思うぐらいの、レアメニュー感がたまらない。Beats、ドクター・ドレーおそるべし、というよりはこんなメニューをサクッと投入してくる松屋おそるべし…。
※追記 しかもドクター・ドレーはベジタリアン説もかなりあるようです…。牛めしダメじゃん!
文/鷹村優