ケンタッキーフライドチキンがひそかに、丼ぶりメニューを発売していたのをご存知だろうか? その名も「ケンタ丼」(500円〜700円)。カーネルクリスピー、しいたけ、ししとう、さつまいもを白米の上にのせ、上から甘辛いたれをかけたもの。ソラマチ、新宿西口店、新宿南口店などの関東一部店舗で発売されているが、評価はまちまち。
実食した人たちの意見を聞いてみよう。
「米とタレは美味い、正直『てんや』超えを狙えるレベル。だが、ケンタッキーにきてイモ天やしいたけの天ぷらを食べたいでしょうか? 全部チキンできちんとやって欲しかった。カーネルクリスピー4本乗せがあれば再食しますね」(ライターA氏)
たしかにイモ天もしいたけの天ぷらも美味いのだが、ケンタッキーで野菜天ぷらというのは意外すぎて面食らってしまう。カーネルクリスピーは固めの鶏天という感じで違和感がない。
他の否定派の意見を聞いてみると、大体が「野菜イラネ」というものばかり。しかし、それぐらいであって「そこそこ美味い」という感想が多い。なかにこんな予想をする人も。
「これが成功すればケンタッキーによる親子丼、チャーハン、カレーなどもありえるかも。カレーの中に揚げチキンが入ったケンタカレーなんてあったら、めちゃくちゃ美味しいはず。味はまだまだでも、この試みは評価したい」(デザイナーB氏)
たしかに店舗に米があれば、それをつかったケンタッキー定食などもリリースする可能性がある。
実際にケンタッキーは、家にテイクアウトして食べる“中食市場”を視野に入れており、「骨なしチキン」はごはんに合うおかずとしての狙いもあったというから、まんざらない話ではないかも。
ケンタッキーさん、ぜひともカレーと親子丼をよろしくお願い致します!
文/編集部